NY為替:ユーロ弱含み、ECBの12月緩和織り込む
[20/11/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円38銭から105円68銭まで上昇し、105円44銭で引けた。新型コロナワクチン開発進展で景気見通し改善に伴うドル買いは継続。米ドル高・欧州通貨安を意識したドル買い・円売りも観測された。
ユーロ・ドルは1.1746ドルまで下落後、1.1782ドルまで上昇し1.1779ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は「新型コロナが異例な景気後退を生み出し、ワクチンが広まっても回復は強弱まちまちになる可能性が高い」との見方を示し、刺激策が必要との姿勢を維持したことから、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は123円92銭まで下落後、124円29銭まで戻した。ポンド・ドルは1.3247ドルから1.3192ドルまで下落。英国と欧州連合(EU)の離脱を巡る通商交渉は来週も続く見通しとなり、目標期限までの合意が困難になるとの懸念でポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.9165フランから0.9192フランまで上昇した。
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ユーロ・ドルは1.1746ドルまで下落後、1.1782ドルまで上昇し1.1779ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は「新型コロナが異例な景気後退を生み出し、ワクチンが広まっても回復は強弱まちまちになる可能性が高い」との見方を示し、刺激策が必要との姿勢を維持したことから、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は123円92銭まで下落後、124円29銭まで戻した。ポンド・ドルは1.3247ドルから1.3192ドルまで下落。英国と欧州連合(EU)の離脱を巡る通商交渉は来週も続く見通しとなり、目標期限までの合意が困難になるとの懸念でポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは0.9165フランから0.9192フランまで上昇した。
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