NY外為:ポンド下落、英国とEU通商交渉が暗礁に乗り上げ
[20/11/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY外為市場でポンド売りに拍車がかかった。ポンド・ドルは1.3183ドルから1.3125ドルまで下落し5日来の安値を更新。ポンド円は138円71銭から138円02銭まで下落し9日来の安値を更新。ユーロ・ポンドは0.8950から0.8998ポンドまで上昇し9日来の高値を更新した。
英国7−9月期国内総生産(GDP)前期比+15.5%と4−6月期のマイナス成長からプラスに改善も最近のパンデミックの拡大で再び鈍化が懸念される。加えて、欧州連合(EU)との通商交渉も目標とされていた期限までの合意が困難となった。さらに、EU離脱推進派内に亀裂が生じたため英国ジョンソン首相の上級顧問が辞任。英BBCはEU外交官筋が英国との通商交渉に悲観的見解を示唆したと報じられており、通商交渉で合意ない離脱への懸念が再燃した。
英国の規制当局者はもし、英国のEU離脱が市場を混乱させたら、介入する用意があると言及。ベイリー英中銀総裁も、英国とEUの通商協議、12月の政策判断に影響する可能性を指摘した。
<KY>
英国7−9月期国内総生産(GDP)前期比+15.5%と4−6月期のマイナス成長からプラスに改善も最近のパンデミックの拡大で再び鈍化が懸念される。加えて、欧州連合(EU)との通商交渉も目標とされていた期限までの合意が困難となった。さらに、EU離脱推進派内に亀裂が生じたため英国ジョンソン首相の上級顧問が辞任。英BBCはEU外交官筋が英国との通商交渉に悲観的見解を示唆したと報じられており、通商交渉で合意ない離脱への懸念が再燃した。
英国の規制当局者はもし、英国のEU離脱が市場を混乱させたら、介入する用意があると言及。ベイリー英中銀総裁も、英国とEUの通商協議、12月の政策判断に影響する可能性を指摘した。
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