米国株見通し:上げ渋りか、買い先行も週末の売りに警戒
[20/11/13]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(15時30分現在)
S&P500先物 3,535.12(+2.62)
ナスダック100先物 11,855.88(+35.88)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は70ドル安。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
12日の取引で主要3指数は下落。大統領選を挟んで大きく上昇した反動で、調整の売りが続いた。S&Pとナスダックは1%前後下落。一方、ダウは続落で317ドル下げたが、29000ドル台を維持。国内での新型コロナウイルスのまん延で複数の州が制限措置を強化しており、景気減速への懸念が株価を圧迫した。この日発表された経済指標のうち、新規失業保険申請件数は予想外の減少を示したが、先行き不透明感を払しょくできず、売り圧力が続いた。
本日は自律反発が予想されるが、戻りは鈍いだろう。トランプ大統領は12日、防衛上の安全を理由に、中国の大手通信会社など31社への投資を来年から禁じるとの大統領令に署名。それに対し、バイデン政権に移行後も米中貿易摩擦は「必ずしも解消されるとは限らない」と中国元財務相は指摘している。両国の関係改善が見込めないとの懸念は、前日に続き売りを誘発しそうだ。また、一段のコロナまん延が警戒されるなか、週末を控え売りが膨らみやすい。
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S&P500先物 3,535.12(+2.62)
ナスダック100先物 11,855.88(+35.88)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は70ドル安。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
12日の取引で主要3指数は下落。大統領選を挟んで大きく上昇した反動で、調整の売りが続いた。S&Pとナスダックは1%前後下落。一方、ダウは続落で317ドル下げたが、29000ドル台を維持。国内での新型コロナウイルスのまん延で複数の州が制限措置を強化しており、景気減速への懸念が株価を圧迫した。この日発表された経済指標のうち、新規失業保険申請件数は予想外の減少を示したが、先行き不透明感を払しょくできず、売り圧力が続いた。
本日は自律反発が予想されるが、戻りは鈍いだろう。トランプ大統領は12日、防衛上の安全を理由に、中国の大手通信会社など31社への投資を来年から禁じるとの大統領令に署名。それに対し、バイデン政権に移行後も米中貿易摩擦は「必ずしも解消されるとは限らない」と中国元財務相は指摘している。両国の関係改善が見込めないとの懸念は、前日に続き売りを誘発しそうだ。また、一段のコロナまん延が警戒されるなか、週末を控え売りが膨らみやすい。
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