NY債券:米長期債相場は弱含み、米国株高を意識した売りが入る
[20/11/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
13日の米国長期債相場は弱含み。セントルイス地区連銀のブラード総裁は13日、ウェブキャストで、「国民が真剣になってマスク着用などの感染防止策に取り組むなら、現在のコロナ感染増を制御することは可能」、「議会で可決された3兆ドル規模の経済対策は、景気後退などに対処する上で十分だった」との見方を示したことや、米国株式の反発を意識して安全逃避の債券買いは縮小した。新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で10-12月期の米国経済は再び停滞するとの見方は消えていないが、全米レベルで経済活動が著しく制限される可能性は低いとの見方が多いことから、経済情勢が大幅に悪化するとの見方は増えていないようだ。10年債利回りは0.870%近辺から一時0.900%近辺まで戻した。
イールドカーブは、短・長期間でややスティープニング気配で推移。2年−10年は+71.90bp近辺、2年−30年は+146.90bp近辺で引けた。2年債利回りは0.18%(前日比:0bp)、10年債利回りは0.90%(同比:+2bp)、20年債利回りは、1.42%(前日比:+1bp)、30年債利回りは、1.65%(同比:+1bp)で取引を終えた。
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イールドカーブは、短・長期間でややスティープニング気配で推移。2年−10年は+71.90bp近辺、2年−30年は+146.90bp近辺で引けた。2年債利回りは0.18%(前日比:0bp)、10年債利回りは0.90%(同比:+2bp)、20年債利回りは、1.42%(前日比:+1bp)、30年債利回りは、1.65%(同比:+1bp)で取引を終えた。
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