米国株見通し:伸び悩みか、不透明感払しょくできず買い抑制
[20/11/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(15時30分現在)
S&P500先物 3,615.62(+33.62)
ナスダック100先物 12,038.88(+105.38)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は300ドル高。欧州株高も波及するとみられ、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
13日の取引で主要3指数は反発。S&Pは過去最高値を2カ月ぶりに更新したほか、ダウは3月に付けた過去最高値に迫り399ドル高の29479ドルで取引を終えた。この日発表された経済指標のうちミシガン大学消費者態度指数は低調な内容となり、回復の遅れを示した。ただ、新型コロナウイルスのワクチン開発で早期実用化に期待が高まり、景気敏感株が相場をけん引。また、大統領選でバイデン民主党候補の勝利が確定的となり、買い安心感を誘った。
本日も上昇基調。ワクチン実用化への期待感から、買いは継続しよう。また、今晩発表のNY連銀製造業景気指数は前回を上回る見通しで、買い要因となる見通し。NY原油先物(WTI)も堅調地合いのため、エネルギー関連を中心に買いを集めそうだ。ただ、明日の小売売上高は伸びの鈍化が予想されており、一段の買いを抑制する可能性もあろう。一方、トランプ大統領は大統領選の違法性を主張し近く「大型訴訟」に踏み切る意向で、目先の不安要因として意識されやすい。
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S&P500先物 3,615.62(+33.62)
ナスダック100先物 12,038.88(+105.38)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は300ドル高。欧州株高も波及するとみられ、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
13日の取引で主要3指数は反発。S&Pは過去最高値を2カ月ぶりに更新したほか、ダウは3月に付けた過去最高値に迫り399ドル高の29479ドルで取引を終えた。この日発表された経済指標のうちミシガン大学消費者態度指数は低調な内容となり、回復の遅れを示した。ただ、新型コロナウイルスのワクチン開発で早期実用化に期待が高まり、景気敏感株が相場をけん引。また、大統領選でバイデン民主党候補の勝利が確定的となり、買い安心感を誘った。
本日も上昇基調。ワクチン実用化への期待感から、買いは継続しよう。また、今晩発表のNY連銀製造業景気指数は前回を上回る見通しで、買い要因となる見通し。NY原油先物(WTI)も堅調地合いのため、エネルギー関連を中心に買いを集めそうだ。ただ、明日の小売売上高は伸びの鈍化が予想されており、一段の買いを抑制する可能性もあろう。一方、トランプ大統領は大統領選の違法性を主張し近く「大型訴訟」に踏み切る意向で、目先の不安要因として意識されやすい。
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