NY為替:ドル弱含み、パウエルFRB議長の発言などを嫌気
[20/11/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円07銭まで下落後、104円25銭まで戻しており、104円19銭で引けた。10月米小売売上高が予想を下回る伸びにとどまり、利回り低下に伴うドル売りが強まった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、「今後数カ月の回復には著しい下方リスクがある」と警告したため上値の重い展開が続いた。
ユーロ・ドルは1.1894ドルまで上昇後、1.1857ドルまで反落し、1.1861ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、「ECBは手段を再修正する用意がある」と、12月の追加緩和の可能性を再確認したためユーロ売りが再開。ユーロ・円は123円83銭から123円52銭まで下落。ポンド・ドルは1.3269ドルまで強含んだのち、1.3239ドルまで下落。英中央銀行のラムスデン副総裁が、「必要な追加策をとる準備がある」との見方を示したことから、ポンド買いが後退した。ドル・スイスは0.9088フランまで下落後、0.9116フランまで反発した。
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ユーロ・ドルは1.1894ドルまで上昇後、1.1857ドルまで反落し、1.1861ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、「ECBは手段を再修正する用意がある」と、12月の追加緩和の可能性を再確認したためユーロ売りが再開。ユーロ・円は123円83銭から123円52銭まで下落。ポンド・ドルは1.3269ドルまで強含んだのち、1.3239ドルまで下落。英中央銀行のラムスデン副総裁が、「必要な追加策をとる準備がある」との見方を示したことから、ポンド買いが後退した。ドル・スイスは0.9088フランまで下落後、0.9116フランまで反発した。
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