米国株見通し:自律反発か、低調な経済指標が戻りを抑制も
[20/11/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(15時30分現在)
S&P500先物 3,568.38(+3.48)
ナスダック100先物 11,879.88(-17.12)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は下げ幅縮小、NYダウ先物は30ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
18日の取引で主要3指数は続落。S&Pとナスダックは1%前後下げ、ダウは344ドル安の29438ドルで取引を終えた。ファイザーはこの日、ドイツのビオンテックとのワクチン共同開発における臨床試験で実用化に向けた成果を発表した。ただ、感染死者が25万人を突破するなど足元の急増で、今後の外出制限などの強化により経済活動は縮小につながるとの見方が売りを速めた。巣ごもり関連は買われた半面、原油安でエネルギー関連は売られた。
本日は自律反発が予想される。続落の反動で買いが入りやすい。ただ、コロナ再拡大を受け、行動制限による経済のダメージが引き続き警戒される。また、経済指標も弱材料。今週に入って発表されたNY連銀製造業景気指数や小売売上高は予想外に低調な内容となり、今晩発表のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も鈍化が予想される。新規失業保険申請件数は高止まりで、雇用の改善も期待しにくい。リスク回避ムードは継続し、買戻しを抑制しそうだ。
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S&P500先物 3,568.38(+3.48)
ナスダック100先物 11,879.88(-17.12)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は下げ幅縮小、NYダウ先物は30ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
18日の取引で主要3指数は続落。S&Pとナスダックは1%前後下げ、ダウは344ドル安の29438ドルで取引を終えた。ファイザーはこの日、ドイツのビオンテックとのワクチン共同開発における臨床試験で実用化に向けた成果を発表した。ただ、感染死者が25万人を突破するなど足元の急増で、今後の外出制限などの強化により経済活動は縮小につながるとの見方が売りを速めた。巣ごもり関連は買われた半面、原油安でエネルギー関連は売られた。
本日は自律反発が予想される。続落の反動で買いが入りやすい。ただ、コロナ再拡大を受け、行動制限による経済のダメージが引き続き警戒される。また、経済指標も弱材料。今週に入って発表されたNY連銀製造業景気指数や小売売上高は予想外に低調な内容となり、今晩発表のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も鈍化が予想される。新規失業保険申請件数は高止まりで、雇用の改善も期待しにくい。リスク回避ムードは継続し、買戻しを抑制しそうだ。
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