個人投資家・有限亭玉介:ファイザー砲で物色一転!?グロースからバリューへ【FISCOソーシャルレポーター】
[20/11/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2020年11月16日10時に執筆
新型コロナウイルスの再拡大で日本でも第3波の警戒が高まっています。その一方で、米国ファイザー社が新型コロナワクチン開発において90%の有効性が示されたと報道されると、新型コロナの影響で売られていたバリュー株に買いが入っておりますよ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
米国ファイザー社の新型コロナワクチンの報道は、まさに世界中の投資家が歓喜したのではないでしょうか。欧米でも依然として感染者が増加しており、日本でも第3波をどう防ぐか議論されていたところに嬉しい知らせでしたねぇ。
課題としては、マイナス80度の超低温で保存しつつ輸送しなければいけないとの事で、本格的な実用化までのハードルは高いかもしれません。しかし、創意工夫溢れる日本企業の技術であれば不可能ではないでしょう。そんななか、ワクチン輸送を担うツインバード工業<6897>や医療用ガラスを手掛ける不二硝子<5212>などの思惑のある関連株が急騰しておりましたねぇ。次に来る思惑株があるのか…と、日々監視の目を光らせております。
さて、新型コロナワクチンに希望が見えてきたところで、これまで上値が重く売りが入っていた旅工房<6548>やJR東海<9022>など、旅行関連のバリュー株に買いが入ったようです。これまでにECなど巣ごもり関連が買われていましたが、新興市場のグロース株が売られ、大型バリュー株への物色が増えているところから見ると、徐々に相場観がシフトしているようですねぇ。
また、ここ最近は米国大統領選の観点ではバイデン氏が暫定で大統領に決まった事で、中国との関係融和があるとの思惑から衣料品のOEMでアジアを中心に工場を持っているマツオカコーポレーション<3611>や中国に開発拠点を持つバイオベンチャーのジーエヌアイ<2160>など、思惑がある銘柄を見ながら、その他の関連株を考察しております。ちなみに8月29日配信の当記事で、バイデン氏のクリーンエネルギー関連銘柄としてご紹介したレノバ<9519>は、現在までおよそ2倍以上にまで株価が伸長しており、新大統領関連株は底強い人気がある模様です。
ファイザーのワクチン報道は歓迎されるものですが、ファイザーのワクチンに限らず日本でのワクチン接種開始が具体的にいつ頃になるかは未定です。感染拡大を抑えて、外出規制や経済活動の停滞がないようにワクチン接種開始を待ちたいところです。
ECやゲーム株などの巣ごもり関連がファイザーの報道後に売られましたが、新型コロナが広がっているなかで急速にそれらの需要が落ち込むとは思えません。マザーズ指数のチャートも急落しましたが、デジタル庁などのスガノミクス関連はコロナ感染が再拡大しているこれからが、その本領を発揮すべきタイミングであるとも言えます。
日本のデジタル化の遅れは確かに新型コロナによって得られた教訓ではありますが、それは新型コロナがなくなった後も政府が徹底して改革を継続すべきものです。一時的なブームではなく、これからの日本の行政の根幹となるシステムだという事を改めて認知しておきたいもんです。
もちろん民間企業にもデジタル化およびDX化は推進されていくでしょうし、それらは日本の労働人口の減少が後押しとなってさらに発展していくはずです。ブームではなく長期的な視野で優良銘柄をチェックしていきたいもんですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2020年11月16日10時に執筆
新型コロナウイルスの再拡大で日本でも第3波の警戒が高まっています。その一方で、米国ファイザー社が新型コロナワクチン開発において90%の有効性が示されたと報道されると、新型コロナの影響で売られていたバリュー株に買いが入っておりますよ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
米国ファイザー社の新型コロナワクチンの報道は、まさに世界中の投資家が歓喜したのではないでしょうか。欧米でも依然として感染者が増加しており、日本でも第3波をどう防ぐか議論されていたところに嬉しい知らせでしたねぇ。
課題としては、マイナス80度の超低温で保存しつつ輸送しなければいけないとの事で、本格的な実用化までのハードルは高いかもしれません。しかし、創意工夫溢れる日本企業の技術であれば不可能ではないでしょう。そんななか、ワクチン輸送を担うツインバード工業<6897>や医療用ガラスを手掛ける不二硝子<5212>などの思惑のある関連株が急騰しておりましたねぇ。次に来る思惑株があるのか…と、日々監視の目を光らせております。
さて、新型コロナワクチンに希望が見えてきたところで、これまで上値が重く売りが入っていた旅工房<6548>やJR東海<9022>など、旅行関連のバリュー株に買いが入ったようです。これまでにECなど巣ごもり関連が買われていましたが、新興市場のグロース株が売られ、大型バリュー株への物色が増えているところから見ると、徐々に相場観がシフトしているようですねぇ。
また、ここ最近は米国大統領選の観点ではバイデン氏が暫定で大統領に決まった事で、中国との関係融和があるとの思惑から衣料品のOEMでアジアを中心に工場を持っているマツオカコーポレーション<3611>や中国に開発拠点を持つバイオベンチャーのジーエヌアイ<2160>など、思惑がある銘柄を見ながら、その他の関連株を考察しております。ちなみに8月29日配信の当記事で、バイデン氏のクリーンエネルギー関連銘柄としてご紹介したレノバ<9519>は、現在までおよそ2倍以上にまで株価が伸長しており、新大統領関連株は底強い人気がある模様です。
ファイザーのワクチン報道は歓迎されるものですが、ファイザーのワクチンに限らず日本でのワクチン接種開始が具体的にいつ頃になるかは未定です。感染拡大を抑えて、外出規制や経済活動の停滞がないようにワクチン接種開始を待ちたいところです。
ECやゲーム株などの巣ごもり関連がファイザーの報道後に売られましたが、新型コロナが広がっているなかで急速にそれらの需要が落ち込むとは思えません。マザーズ指数のチャートも急落しましたが、デジタル庁などのスガノミクス関連はコロナ感染が再拡大しているこれからが、その本領を発揮すべきタイミングであるとも言えます。
日本のデジタル化の遅れは確かに新型コロナによって得られた教訓ではありますが、それは新型コロナがなくなった後も政府が徹底して改革を継続すべきものです。一時的なブームではなく、これからの日本の行政の根幹となるシステムだという事を改めて認知しておきたいもんです。
もちろん民間企業にもデジタル化およびDX化は推進されていくでしょうし、それらは日本の労働人口の減少が後押しとなってさらに発展していくはずです。ブームではなく長期的な視野で優良銘柄をチェックしていきたいもんですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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