個人投資家・有限亭玉介:物色動向と年末年始の相場の見通しとは?【FISCOソーシャルレポーター】
[20/11/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2020年11月16日15時に執筆
今年は新型コロナウイルスのおかげで家にいる時間が長かったですねぇ。なんだか季節の移り変わりが例年とは違いますな…昨年は暖冬だなんて言われていましたが、今年はどうなんでしょうか。今年の冬は、巣ごもりでさらにコタツの中で過ごす時間が増えそうです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
コロナの再拡大が懸念されるなかでも、日本の株価は底堅い値動きが続いております。実感はないですが、日経平均がバブル崩壊後から29年ぶりに25000円台に回復したとの事で中長期投資の海外投資家も参入しているようです。
年末ラリーなどの過去のデータを引用すれば、今年中は楽観的に見ている投資家も多いようですねぇ。米国ファイザー社のワクチン開発が好感された事で、海外投資家に人気と言える自動車や電気機器などの大型株が買われています。
中国経済は復活したと言える水準にまで戻っていますし、中国に拠点を持つ割安となっていた日本企業も買われ始めているようです。逆に新型コロナで脚光を浴びた遠隔医療や巣ごもり関連は、調整に入っている銘柄も散見されます。
いずれにせよ新型コロナワクチンの開発の進捗において、これまでのトレンドはガラリと変化しているような印象があります。新型コロナの思惑でまとめられたテーマ性から、個別銘柄の実力を改めて評価する市場になっているのではないでしょうか。
まぁ、ただ…新型コロナの波に乗って最高益を出した企業も、逆境に耐え抜いた企業も、今後も十分に評価に値するとあたくしは考えております。しかし、来年の相場を見据えるのであれば新型コロナの影響が弱まっていく仮定の元で今年の相場観とは見方を変えるべきでしょうな。
日本政府がデジタル庁を来年9月までに発足できるのかは不明ですが、DXやテレワークなどが長期的な政策である事を考慮すると、スガノミクス関連における各種テーマ性は「国策に売りなし」を肝に銘じてこれから年末年始にかけては注視しておきたいと考えます。
特にDX関連においてはIoTプラットフォームのデータを活用した故障予知のサービスを手掛けるYE DIGITAL<2354>や、幅広い業界のデジタル化とそのセキュリティを促進するサンアスタリスク<4053>には出遅れ感があるので年末にかけて動きがあるかチェックしております。
また、半導体などの製造業向けにシステム開発を行うティアンドエス<4055>も今年8月末から売られていましたが、直近で1株を2株に株式分割を発表して動意しています。同社は東芝<6502>グループの半導体大手のキオクシア社からの引き合いもあり、キオクシアの上場時には思惑がありそうですな。5Gインフラ整備が進むなか、引き続き半導体市場はチェックしたいもんです。
日本企業は新型コロナを経てDXやデジタル化の移行に踏み切れるかどうかで、今後の明暗が分かれていくのではないでしょうか。それによる弊害も生まれるかもしれません。ですが盛者必衰の理と言うように、コロナで栄えた企業と落ちた企業がありました。あたくし達のような投資家は、今とは違う未来を信じ、アフターコロナを見据えて投資をしていくのがベターかもしれませんな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2020年11月16日15時に執筆
今年は新型コロナウイルスのおかげで家にいる時間が長かったですねぇ。なんだか季節の移り変わりが例年とは違いますな…昨年は暖冬だなんて言われていましたが、今年はどうなんでしょうか。今年の冬は、巣ごもりでさらにコタツの中で過ごす時間が増えそうです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
コロナの再拡大が懸念されるなかでも、日本の株価は底堅い値動きが続いております。実感はないですが、日経平均がバブル崩壊後から29年ぶりに25000円台に回復したとの事で中長期投資の海外投資家も参入しているようです。
年末ラリーなどの過去のデータを引用すれば、今年中は楽観的に見ている投資家も多いようですねぇ。米国ファイザー社のワクチン開発が好感された事で、海外投資家に人気と言える自動車や電気機器などの大型株が買われています。
中国経済は復活したと言える水準にまで戻っていますし、中国に拠点を持つ割安となっていた日本企業も買われ始めているようです。逆に新型コロナで脚光を浴びた遠隔医療や巣ごもり関連は、調整に入っている銘柄も散見されます。
いずれにせよ新型コロナワクチンの開発の進捗において、これまでのトレンドはガラリと変化しているような印象があります。新型コロナの思惑でまとめられたテーマ性から、個別銘柄の実力を改めて評価する市場になっているのではないでしょうか。
まぁ、ただ…新型コロナの波に乗って最高益を出した企業も、逆境に耐え抜いた企業も、今後も十分に評価に値するとあたくしは考えております。しかし、来年の相場を見据えるのであれば新型コロナの影響が弱まっていく仮定の元で今年の相場観とは見方を変えるべきでしょうな。
日本政府がデジタル庁を来年9月までに発足できるのかは不明ですが、DXやテレワークなどが長期的な政策である事を考慮すると、スガノミクス関連における各種テーマ性は「国策に売りなし」を肝に銘じてこれから年末年始にかけては注視しておきたいと考えます。
特にDX関連においてはIoTプラットフォームのデータを活用した故障予知のサービスを手掛けるYE DIGITAL<2354>や、幅広い業界のデジタル化とそのセキュリティを促進するサンアスタリスク<4053>には出遅れ感があるので年末にかけて動きがあるかチェックしております。
また、半導体などの製造業向けにシステム開発を行うティアンドエス<4055>も今年8月末から売られていましたが、直近で1株を2株に株式分割を発表して動意しています。同社は東芝<6502>グループの半導体大手のキオクシア社からの引き合いもあり、キオクシアの上場時には思惑がありそうですな。5Gインフラ整備が進むなか、引き続き半導体市場はチェックしたいもんです。
日本企業は新型コロナを経てDXやデジタル化の移行に踏み切れるかどうかで、今後の明暗が分かれていくのではないでしょうか。それによる弊害も生まれるかもしれません。ですが盛者必衰の理と言うように、コロナで栄えた企業と落ちた企業がありました。あたくし達のような投資家は、今とは違う未来を信じ、アフターコロナを見据えて投資をしていくのがベターかもしれませんな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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