今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇などで円買い抑制も
[20/11/25]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
24日のドル・円は、東京市場では104円65銭から104円35銭まで下落。欧米市場では、104円15銭まで下げた後に104円76銭まで上昇したが、104円44銭で取引終了。本日25日のドル・円は、主に104円台で推移か。米長期金利の上昇や欧米株高を意識して、リスク回避的な円買いは引き続き抑制される見込み。
米コンファレンスボードが24日発表した11月消費者信頼感指数は96.1と、10月101.4から低下した。現況指数と期待指数も10月実績を下回った。24日の米国株式市場では主要3指数が揃って上昇し、NYダウは市場最高値を記録し、3万ドル台で取引を終えたが、ウイルス感染の増加を警戒して消費者信頼感の回復は遅れている。
為替については「米国株高がドル高につながるとは限らない」との見方が増えているようだ。長期金利の上昇はドル高の要因となり得るが、米連邦準備制度理事会(FRB)は低金利政策を長期間維持し、長期金利の過度な上昇を抑制するとみられていることから、リスク選好的なドル買いがただちに拡大する状況ではないとの見方が多いようだ。
<CS>
米コンファレンスボードが24日発表した11月消費者信頼感指数は96.1と、10月101.4から低下した。現況指数と期待指数も10月実績を下回った。24日の米国株式市場では主要3指数が揃って上昇し、NYダウは市場最高値を記録し、3万ドル台で取引を終えたが、ウイルス感染の増加を警戒して消費者信頼感の回復は遅れている。
為替については「米国株高がドル高につながるとは限らない」との見方が増えているようだ。長期金利の上昇はドル高の要因となり得るが、米連邦準備制度理事会(FRB)は低金利政策を長期間維持し、長期金利の過度な上昇を抑制するとみられていることから、リスク選好的なドル買いがただちに拡大する状況ではないとの見方が多いようだ。
<CS>