米国株見通し:弱含みか、ダウの大台突破で達成感も
[20/11/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(15時30分現在)
S&P500先物 3,634.75(+2.05)
ナスダック100先物 12,114.38(+38.38)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は10ドル安。NY原油先物(WTI)は上げ渋り、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。
24日の取引で主要3指数は大幅続伸。ダウは前日比454ドル高となり、史上初の30000ドル台に到達した。この日発表された消費者信頼感指数は予想外に低調な内容となったが、大統領選後の政権移行の進展で投資家心理は改善。イエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長の次期政権での財務長官就任が取りざたされ、ハト派政策への思惑が広がった。また、新型コロナウイルスのワクチン開発も引き続き買いを後押しした。
本日は売り圧力が強まりそうだ。政権移行やワクチン開発への期待感から、買いが入りやすい。ただ、今晩は7-9月期国内総生産(GDP)など経済指標が手がかりだが、新規失業保険申請件数は高止まりの見通しで制限措置の強化による影響が嫌気されそうだ。一方、今月開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨はハト派色が強く指数をサポート。とはいえ、ダウの大台突破による達成感もあり、感謝祭前の利益確定売りが予想される。
<TY>
S&P500先物 3,634.75(+2.05)
ナスダック100先物 12,114.38(+38.38)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は10ドル安。NY原油先物(WTI)は上げ渋り、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。
24日の取引で主要3指数は大幅続伸。ダウは前日比454ドル高となり、史上初の30000ドル台に到達した。この日発表された消費者信頼感指数は予想外に低調な内容となったが、大統領選後の政権移行の進展で投資家心理は改善。イエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長の次期政権での財務長官就任が取りざたされ、ハト派政策への思惑が広がった。また、新型コロナウイルスのワクチン開発も引き続き買いを後押しした。
本日は売り圧力が強まりそうだ。政権移行やワクチン開発への期待感から、買いが入りやすい。ただ、今晩は7-9月期国内総生産(GDP)など経済指標が手がかりだが、新規失業保険申請件数は高止まりの見通しで制限措置の強化による影響が嫌気されそうだ。一方、今月開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨はハト派色が強く指数をサポート。とはいえ、ダウの大台突破による達成感もあり、感謝祭前の利益確定売りが予想される。
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