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米国株見通し:底堅い値動きか、金融緩和の継続を見極め

注目トピックス 市況・概況
(14時50分現在)
S&P500先物      3,850.00(+15.75)
ナスダック100先物  13,460.50(+99.00)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は90ドル高。アジアや欧州の株高も波及するとみられ、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


22日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは続伸したが、S&Pは反落、ダウは続落で179ドル安の30996ドルで取引を終えた。バイデン政権による1.9兆ドル規模の追加経済対策について成立が不透明となり、買い後退。また、前日の業績発表を嫌気されたハイテク企業が売られ、指数を下押しした。ただ、この日発表されたPMIは製造業、サービス業とも堅調となったほか住宅関連も高水準を維持し、株売りを弱める要因となった。


本日は買い先行か。引き続きバイデン政権の追加対策の行方が注目され、報道が手がかりとなろう。また、明日以降に本格化する企業決算を前に、思惑的な売り買いが交錯しよう。一方、前週の大統領就任式など重要イベントを終え、短期的なリスクの後退で売りづらい面もある。26-27日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的に動きづらいなか、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な金融政策の堅持が見込まれるため、売りは抑制されそうだ。





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