マザーズ先物見通し:反発、25日線維持が焦点
[21/01/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日のマザーズ先物は反発が予想される。28日の米国市場は一部投機の過熱を受け、証券取引委員会(SEC)が他の当局とともに進行中の市場動向を監視しているとの声明を出したほか、ペロシ下院議長が議会でも調査を進める方針を示したため、金融市場混乱への警戒感が後退し寄り付きから上昇した。投機色の後退で投資家の恐怖指数であるVIX指数も低下し、終日堅調に推移した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックも上昇した。本日のマザーズ先物は、米国市場が上昇したことや、ナイトセッションが上昇した流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。国内では、富山第一銀行が、大量のサーバーを減らせるクラウド化などを検討していると日本経済新聞社が報じている。地銀のクラウド化の進展で中小企業へも、その流れが波及するとの見方から、マザーズのラクス<3923>やフリー<4478>などクラウド関連に思惑が向かい市場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、25日線の手前で下落が停止しており、ここを維持できるかが焦点とされよう。本日の上値のメドは1255.0pt、下値のメドは1211.0ptとする。
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