東京為替:ドル・円は伸び悩み、ユーロ・ドルの下げ渋りで
[21/01/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日の東京市場でドル・円は伸び悩み。欧米株安観測でリスクオフのムードが広がるなか、国内勢のドル買いで104円22銭から104円57銭まで値を上げた。ただ、日経平均株価の大幅安による円買いやユーロ・ドルの下げ渋りを受け、ドルはその後失速した。
・ユーロ・円は126円32銭から126円63銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.2128ドルから1.2095ドルまで値を下げた。
・17時時点:ドル・円104円50-60銭、ユーロ・円126円50-60銭
・日経平均株価:始値28,320.72円、高値28,320.72円、安値27,629.80円、終値27,663.39円(前日比534.03円安)
【経済指標】
・日・1月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く):前年比-0.4%(予想:-0.6%、12月:-0.9%)
・日・12月有効求人倍率:1.06倍(予想:1.05倍、11月:1.06倍)
・日・12月失業率:2.9%(予想:3.0%、11月:2.9%)
・日・12月鉱工業生産速報値:前月比-1.6%(予想:-1.5%、11月:-0.5%)
【要人発言】
・日銀金融政策決定会合における主な意見(1月20-21日開催分)
「経済・物価の見通しは、感染症の影響を中心に下振れリスクの方が大きい」
「金融仲介機能や金融市場の機能度への副作用、累積的性質踏まえ改めて点検すべき」
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