米1月シカゴPMI/12月中古住宅販売成約指数/1月ミシガン大消費者信頼感指数、ドルもみ合い
[21/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
全米不動産業者協会(NAR)が発表した12月中古住宅販売成約指数は前月比‐0.3%と、4カ月連続でマイナスとなった。予想-0.5%は上回った。低い住宅ローン金利や強い需要が継続も住宅価格の上昇やコストの上昇が影響し、今後の中古住宅販売の拡大ペースが鈍化する可能性が示唆された。
米1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は79.0と、予想外に速報値79.2から下方修正され、昨年12月80.7から低下。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待指数として注視している同指数の1年期待インフレ率確報値は3.0%と速報値から下方修正予想に反し修正なく12月の2.5%から上昇し8月来で最高となった。5-10年期待インフレ率確報値は2.7%と、9月来で最高となった。
事前に発表された米国の1月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は63.8と、12月58.7から低下予想に反して上昇し2018年7月来で最高となった。
強弱まちまちの結果にドルはもみ合い。ドル・円は104円85銭まで強含んだのち104円73銭へ反落。ユーロ・ドルは1.2136ドルへ弱含んだのち1.2150ドルへ再び上昇した。
【経済指標】
・米・1月シカゴ購買部協会景気指数(PMI):63.8(予想:58.5、12月:58.7←59.5)
・米・12月中古住宅販売成約指数:前月比‐0.3%(予想:-0.5%、11月:−2.5%←-2.6%)
・米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:79.0(予想:79.4、速報値:79.
2)
・米・1月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:3.0%(速報値:3.0%)
・米・1月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:2.7%(速報値:2.7%)
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