NY株式:米国株式相場は大幅反落、金融安定リスクの上昇を警戒
[21/01/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
ダウ平均は620.74ドル安の29982.62ドル、ナスダックは266.46ポイント安の13070.70ポイントで取引を終了した。
中国株式相場の下落や一部投機過熱を受けた金融システム安定リスクの上昇が警戒され、寄り付き後大きく下落した。証券取引委員会(SEC)が声明を発表、議会が公聴会を開催する計画を発表しても下げ止まらず、神経質な展開が続き、引けにかけては下げ幅を拡大した。セクター別では自動車・自動車部品やエネルギーの下げが目立った。
投機の対象となっているゲーム販売のゲームストップ(GME)や映画館運営のAMCエンターテインメント(AMC)、オーディオ製品メーカーのコス(KOSS)は証券会社が一部規制を緩和したためそれぞれ急伸。バイオのノババックス(NVAX)は開発中の新型コロナワクチンを巡る英国での治験で89.3%の有効性が得られたとの結果を好感し急伸した。一方、ヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は開発中の1回接種で済む新型コロナウイルスワクチンの治験結果で、中程度から重度で66%の有効性、重症化予防で85%の有効性を明らかにしたが、90%台の有効性が見いだせなかったことに失望感が広がり下落した。石油会社のシェブロン(CVX)は第4四半期決算がアナリスト予想を下回り下落。航空会社のユナイテッドは政府の支援が失効した場合、1.4万人の雇用を削減する計画を発表し下落した。
SECは、複数の証券会社による売買規制の決定や、人為的な市場操作の可能性を調査すると声明を発表した。
(Horiko Capital Management LLC)
<YN>
中国株式相場の下落や一部投機過熱を受けた金融システム安定リスクの上昇が警戒され、寄り付き後大きく下落した。証券取引委員会(SEC)が声明を発表、議会が公聴会を開催する計画を発表しても下げ止まらず、神経質な展開が続き、引けにかけては下げ幅を拡大した。セクター別では自動車・自動車部品やエネルギーの下げが目立った。
投機の対象となっているゲーム販売のゲームストップ(GME)や映画館運営のAMCエンターテインメント(AMC)、オーディオ製品メーカーのコス(KOSS)は証券会社が一部規制を緩和したためそれぞれ急伸。バイオのノババックス(NVAX)は開発中の新型コロナワクチンを巡る英国での治験で89.3%の有効性が得られたとの結果を好感し急伸した。一方、ヘルスケアのジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は開発中の1回接種で済む新型コロナウイルスワクチンの治験結果で、中程度から重度で66%の有効性、重症化予防で85%の有効性を明らかにしたが、90%台の有効性が見いだせなかったことに失望感が広がり下落した。石油会社のシェブロン(CVX)は第4四半期決算がアナリスト予想を下回り下落。航空会社のユナイテッドは政府の支援が失効した場合、1.4万人の雇用を削減する計画を発表し下落した。
SECは、複数の証券会社による売買規制の決定や、人為的な市場操作の可能性を調査すると声明を発表した。
(Horiko Capital Management LLC)
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