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豪ドル週間見通し:下げ渋りか、中銀理事会やGDPなどに注目

注目トピックス 市況・概況
■強含み、ワクチン接種開始を好感、世界的株高で買い加速

今週の豪ドル・円は弱含み。豪国内で2月21日から新型コロナウイルスワクチンの接種が始まったことや原油高を好感して、25日に豪ドル・円は84円95銭まで一段高となった。しかしながら、米長期金利の上昇を意識して豪ドル買い・米ドル売りは縮小し、週末前はアジア諸国の株安を嫌気した豪ドル売り・円買いが観測されており、対円レートは一時82円を下回った。取引レンジ:82円91銭-84円95銭。

■下げ渋りか、中銀理事会やGDPなどに注目

来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利(0.10%)の据え置きが予想され、1月の雇用改善などを受けて強めの景気認識が示される可能性があり、豪ドル買いに振れやすい。また、10-12月期国内総生産(GDP)の発表でさらなる成長回復が示されれば豪ドル買いが多少強まる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・2日:10-12月期経常収支(7-9月期:+100億豪ドル)
・2日:豪準備銀行が政策金利発表(0.10%に据え置き予想)
・3日:10-12月期GDP(7-9月期:前年比-3.8%)
・4日:1月貿易収支(12月:+67.85億豪ドル)
予想レンジ:81円00銭-83円00銭




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