個人投資家・有限亭玉介:彼岸底を超えて東証一部昇格期待の注目株【FISCOソーシャルレポーター】
[21/03/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年3月8日10時に執筆
3月中旬のお彼岸の時期は、決算終わりで調整局面になる「彼岸底」などと呼ばれております。同時に3月は直近5年を見てみると東証一部へ昇格する銘柄が多いシーズンでもあり、相場の動向と合わせてチェックしていきたいですな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
2月に相次いだ上方修正によって好決算が目立った日本株は、3月に入り調整局面へ移ったように見受けられます。長期金利の上昇や新型コロナ感染者数の減少幅が鈍化した事による緊急事態宣言の延長など、「彼岸底」だけでなく他の材料も重なって相場全体の様子見ムードが高まった印象です。
そんな中で今回は東証一部へ昇格期待の銘柄をピックアップしてみました。DXへの投資が活況となり業績を伸ばしたマザーズ市場の銘柄も注目されており、勢いをそのままに東証一部へ昇格する事になっても引き続き良いパフォーマンスをして欲しいですな。
昨年の7月に東証は一部昇格への条件を改正すると、時価総額や利益における基準を厳しくしております。日本の上場企業数が多すぎると話題になる事もありますが、東証一部というブランドは企業にとって信用力を高めるものに違いありません。そういう意味ではコロナ禍という逆境を乗り越えて東証一部へ昇格間近となった企業は、あたくしとしては評価に値すると見ております。
コロナ禍でDXをはじめとするITや医療、巣ごもり関連サービスまで幅広く市場が拡大しました。アフターコロナの世界ではどんな企業や業界が成長していくのでしょうか。東証一部に加わる事がゴールではなく、新たなスタートとして企業の飛躍の機会になるよう期待したいところです。
さて、新型コロナによる法改正が後押しとなりオンライン診療が話題ですな。それを契機に医療ビッグデータや遠隔医療サービスを手掛けるJMDC<4483>は2月8日の決算発表で税引前利益が前年同期比67.2%増益着地しております。アフターコロナの世界でも医療現場の改革は進展していくのではないでしょうか。
半導体関連では超純水装置の大手の野村マイクロ・サイエンス<6254>が2月12日に上方修正を発表しており、この先25日線を上抜けるか監視中です。米国ではハイテク株が大きく売られましたが同社は底堅く推移しているようです。
巣ごもり期間中では日本が誇るゲーム業界は非常に重宝されて、ブシロード<7803>が展開するアプリゲーム等のデジタルIP事業も売上拡大したとの事。ライブ事業もオンラインライブに切り替えるなどでコロナ以前の水準まで回復する兆しがあり注視しております。
同じく歯愛メディカル<3540>が手掛ける通販事業もコロナ禍で利益が拡大しました。衛生用品の特需に限らず、歯科医院向けのオンライン診断システムの提供や電力小売事業など事業の多角化が注目されている模様です。
終活市場の活況を受けてアンビスHD<7071>も物色されております。高齢化で老人ホームや訪問介護の需要は長期的に増えていく事は自明の為、同社への期待も高まっております。また、SDGsや環境分野も長期目線での投資であるならば、リバーHD<5690>の廃棄物リサイクル事業もEV車普及を背景にした、さらなる金属需要拡大の期待を受けるのでは…と、見ております。小型株でありながら割安感があるところも注目できますな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2021年3月8日10時に執筆
3月中旬のお彼岸の時期は、決算終わりで調整局面になる「彼岸底」などと呼ばれております。同時に3月は直近5年を見てみると東証一部へ昇格する銘柄が多いシーズンでもあり、相場の動向と合わせてチェックしていきたいですな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
2月に相次いだ上方修正によって好決算が目立った日本株は、3月に入り調整局面へ移ったように見受けられます。長期金利の上昇や新型コロナ感染者数の減少幅が鈍化した事による緊急事態宣言の延長など、「彼岸底」だけでなく他の材料も重なって相場全体の様子見ムードが高まった印象です。
そんな中で今回は東証一部へ昇格期待の銘柄をピックアップしてみました。DXへの投資が活況となり業績を伸ばしたマザーズ市場の銘柄も注目されており、勢いをそのままに東証一部へ昇格する事になっても引き続き良いパフォーマンスをして欲しいですな。
昨年の7月に東証は一部昇格への条件を改正すると、時価総額や利益における基準を厳しくしております。日本の上場企業数が多すぎると話題になる事もありますが、東証一部というブランドは企業にとって信用力を高めるものに違いありません。そういう意味ではコロナ禍という逆境を乗り越えて東証一部へ昇格間近となった企業は、あたくしとしては評価に値すると見ております。
コロナ禍でDXをはじめとするITや医療、巣ごもり関連サービスまで幅広く市場が拡大しました。アフターコロナの世界ではどんな企業や業界が成長していくのでしょうか。東証一部に加わる事がゴールではなく、新たなスタートとして企業の飛躍の機会になるよう期待したいところです。
さて、新型コロナによる法改正が後押しとなりオンライン診療が話題ですな。それを契機に医療ビッグデータや遠隔医療サービスを手掛けるJMDC<4483>は2月8日の決算発表で税引前利益が前年同期比67.2%増益着地しております。アフターコロナの世界でも医療現場の改革は進展していくのではないでしょうか。
半導体関連では超純水装置の大手の野村マイクロ・サイエンス<6254>が2月12日に上方修正を発表しており、この先25日線を上抜けるか監視中です。米国ではハイテク株が大きく売られましたが同社は底堅く推移しているようです。
巣ごもり期間中では日本が誇るゲーム業界は非常に重宝されて、ブシロード<7803>が展開するアプリゲーム等のデジタルIP事業も売上拡大したとの事。ライブ事業もオンラインライブに切り替えるなどでコロナ以前の水準まで回復する兆しがあり注視しております。
同じく歯愛メディカル<3540>が手掛ける通販事業もコロナ禍で利益が拡大しました。衛生用品の特需に限らず、歯科医院向けのオンライン診断システムの提供や電力小売事業など事業の多角化が注目されている模様です。
終活市場の活況を受けてアンビスHD<7071>も物色されております。高齢化で老人ホームや訪問介護の需要は長期的に増えていく事は自明の為、同社への期待も高まっております。また、SDGsや環境分野も長期目線での投資であるならば、リバーHD<5690>の廃棄物リサイクル事業もEV車普及を背景にした、さらなる金属需要拡大の期待を受けるのでは…と、見ております。小型株でありながら割安感があるところも注目できますな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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