今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し
[21/04/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。メルケル独首相は「ワクチン接種対象を6月初旬に全成人に拡大する」と述べており、ワクチン接種拡大によって欧州の景気回復ペースは多少速まる可能性は残されている。また、ユーロ圏の製造業・サービス業の景況感は改善しつつあることから、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
【ユーロ売り要因】
・今年前半の域内経済は停滞する可能性
・新型コロナウイルスの感染流行が終息する時期は予測困難
・欧米諸国と中国の対立
【ユーロ買い要因】
・ユーロ圏の企業景況感は改善傾向
・米金融緩和策の長期化観測
・欧州におけるウイルスのワクチン接種拡大
<FA>
【ユーロ売り要因】
・今年前半の域内経済は停滞する可能性
・新型コロナウイルスの感染流行が終息する時期は予測困難
・欧米諸国と中国の対立
【ユーロ買い要因】
・ユーロ圏の企業景況感は改善傾向
・米金融緩和策の長期化観測
・欧州におけるウイルスのワクチン接種拡大
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