米国株見通し:上げ渋りか、緩和長期化も仮想通貨や商品にらみ
[21/05/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(14時50分現在)
S&P500先物 4,161.12(+9.37)
ナスダック100先物 13,413.25(+8.25)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は100ドル高。NY原油先物(WTI)は堅調地合いで、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
21日の取引で主要3指数はまちまち。S&Pとナスダックは下げに転じたが、ダウはプラスを維持し123ドル高の34207ドルで取引を終えた。この日発表されたPMIは製造業、サービス業とも景気の好不況の境目である50を大きく上回る強い内容となり、回復を先取りした買いが先行。景気敏感株などを中心に上昇し、指数を押し上げた。ただ、中国当局の仮想通貨に対する規制でビットコインが弱含み、ダウは上げ幅を縮小している。
本日は上げ渋りか。複数の連邦準備制度理事会(FRB)当局者による発言が予定されており、ブレイナード理事などハト派メンバーから緩和縮小に関し慎重な姿勢が示されれば買いが先行しそうだ。ただ、ビットコインが乱高下するなか、混乱が続けば株式市場でもリスク回避ムードが広がりやすい見通し。一方、中国政府は商品価格について監視を強める意向で、銅などが下落。それに関連した売り買いとなり、方向感のつかみにくい展開も想定される。
<TY>
S&P500先物 4,161.12(+9.37)
ナスダック100先物 13,413.25(+8.25)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は100ドル高。NY原油先物(WTI)は堅調地合いで、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
21日の取引で主要3指数はまちまち。S&Pとナスダックは下げに転じたが、ダウはプラスを維持し123ドル高の34207ドルで取引を終えた。この日発表されたPMIは製造業、サービス業とも景気の好不況の境目である50を大きく上回る強い内容となり、回復を先取りした買いが先行。景気敏感株などを中心に上昇し、指数を押し上げた。ただ、中国当局の仮想通貨に対する規制でビットコインが弱含み、ダウは上げ幅を縮小している。
本日は上げ渋りか。複数の連邦準備制度理事会(FRB)当局者による発言が予定されており、ブレイナード理事などハト派メンバーから緩和縮小に関し慎重な姿勢が示されれば買いが先行しそうだ。ただ、ビットコインが乱高下するなか、混乱が続けば株式市場でもリスク回避ムードが広がりやすい見通し。一方、中国政府は商品価格について監視を強める意向で、銅などが下落。それに関連した売り買いとなり、方向感のつかみにくい展開も想定される。
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