注目銘柄ダイジェスト(前場):タマホーム、WACUL、コスモス薬品など
[21/07/13]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
コーナン商<7516>:4045円(+260円)
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は92.2億円で前期比14.8%減益となったが、上半期計画は170億円で同21.1%減であり、想定以上に底堅い推移との見方が優勢になっている。前年同期に新型コロナウイルスの影響で感染対策品やDIY用品などの売上が大幅に伸長した反動に加えて、販管費が増加したことなどが減益決算の背景に。今後は徐々に前年ハードルも低くなるとみられ、あく抜け感も強まっているもよう。
コスモス薬品<3349>:17780円(+1560円)
大幅続伸。前日に21年5月期の決算を発表、営業利益は331億円で前期比13.9%増益となり、従来計画の291億円を上回った。期末配当金は従来計画27.5円に対して42.5円とし、年間配当金は実質前期比15円増の70円に。22年5月期営業利益は332億円で横ばい予想、配当金は10円増の80円としている。もともと業績計画は横ばいで出す傾向がある。他のドラッグストア各社の決算から警戒感があったとみられ、安心感につながる形に。
タマホーム<1419>:2635円(+299円)
大幅続伸。前日に21年5月期の決算を発表、営業利益は110億円で前期比11.4%増益となり、6月14日に発表した上方修正水準での着地に。一方、22年5月期は113億円で同2.7%増の見通しとしている。豊富な受注残を背景として引き渡し棟数の増加を見込んでいるもよう。今期は増益率が鈍化する格好だが、同時に発表した中計では26年5月期に営業利益200億円を目指すとしており、中期的な高い収益成長期待へとつながっている。
レノバ<9519>:5240円(+355円)
大幅続伸。日銀では15-16日の金融政策決定会合において、金融機関の気候変動対応の投融資を促す新制度の骨格を決めると報じられている。脱炭素につながる企業向け融資をしたり環境債を買ったりする金融機関に対し、低利で数年単位の長期資金を供給するもようだ。利用額に応じて日銀当座預金にかかる金利を0%にする案を検討とされている。再生エネの一段の普及につながるとの期待が膨らむ展開になっているようだ。
レーザーテック<6920>:21340円(-890円)
大幅反落。米国市場では全体株高の中、エヌビディア、インテル、アプライドマテリアルズなど半導体関連株も上昇、SOX指数は1.2%の上昇となっている。東京市場でもSUMCO<3436>など半導体関連の一角はしっかりだが、同社など半導体製造装置株は総じて軟調。ゴールドマン・サックス証券では、同社のほか、アドバンテスト<6857>、SCREEN<7735>、東京精密<7729>などの投資判断を格下げしており、関連銘柄の売り材料につながっているようだ。
WACUL<4173>:2938円(+274円)
大幅に3日続伸。22年2月期第1四半期(21年3-5月)の営業利益を0.68億円(前年同期比増減率は非開示)と発表している。DX支援ソリューション群の「AIアナリスト・シリーズ」のクロスセルを継続的に推進したほか、ラーニングスタジオにデジタルマーケティング基礎講座を提供した。通期予想は前期比220.7%増の2.29億円で据え置いた。進捗率は29.7%に達しており、第1四半期の好調なスタートが評価されているようだ。
cotta<3359>:693円(+13円)
大幅に反発。中国の商社「広州馥楽進出口貿易有限公司」と正式にライセンス契約を締結し、同国内でオリジナル商品の販売を開始すると発表している。模倣品の排除とオリジナル商品の中国での販売拡大、ブランドの認知向上を目指す。また、6月の売上高は前年同月比5.7%減の6.81億円だったと開示している。巣ごもり特需の恩恵が継続した前年同月の反動が出た。20年10月-21年6月の累計では前年同期比21.8%増となっている。
ソフトMAX<3671>:1345円(+23円)
大幅に3日続伸。21年12月期第2四半期累計(21年1-6月)の営業利益を従来予想の1.43億円から3.35億円(前年同期実績1.25億円)に上方修正している。Web型電子カルテシステムの導入案件に加え、非接触型の電子カルテ等医療情報システムやオンライン資格確認機能などの販売が利益を押し上げる見通し。労務費や外注委託費用などの抑制で売上高総利益率も向上した。通期予想は前期比5.9%増の4.72億円で据え置いた。
<ST>
大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は92.2億円で前期比14.8%減益となったが、上半期計画は170億円で同21.1%減であり、想定以上に底堅い推移との見方が優勢になっている。前年同期に新型コロナウイルスの影響で感染対策品やDIY用品などの売上が大幅に伸長した反動に加えて、販管費が増加したことなどが減益決算の背景に。今後は徐々に前年ハードルも低くなるとみられ、あく抜け感も強まっているもよう。
コスモス薬品<3349>:17780円(+1560円)
大幅続伸。前日に21年5月期の決算を発表、営業利益は331億円で前期比13.9%増益となり、従来計画の291億円を上回った。期末配当金は従来計画27.5円に対して42.5円とし、年間配当金は実質前期比15円増の70円に。22年5月期営業利益は332億円で横ばい予想、配当金は10円増の80円としている。もともと業績計画は横ばいで出す傾向がある。他のドラッグストア各社の決算から警戒感があったとみられ、安心感につながる形に。
タマホーム<1419>:2635円(+299円)
大幅続伸。前日に21年5月期の決算を発表、営業利益は110億円で前期比11.4%増益となり、6月14日に発表した上方修正水準での着地に。一方、22年5月期は113億円で同2.7%増の見通しとしている。豊富な受注残を背景として引き渡し棟数の増加を見込んでいるもよう。今期は増益率が鈍化する格好だが、同時に発表した中計では26年5月期に営業利益200億円を目指すとしており、中期的な高い収益成長期待へとつながっている。
レノバ<9519>:5240円(+355円)
大幅続伸。日銀では15-16日の金融政策決定会合において、金融機関の気候変動対応の投融資を促す新制度の骨格を決めると報じられている。脱炭素につながる企業向け融資をしたり環境債を買ったりする金融機関に対し、低利で数年単位の長期資金を供給するもようだ。利用額に応じて日銀当座預金にかかる金利を0%にする案を検討とされている。再生エネの一段の普及につながるとの期待が膨らむ展開になっているようだ。
レーザーテック<6920>:21340円(-890円)
大幅反落。米国市場では全体株高の中、エヌビディア、インテル、アプライドマテリアルズなど半導体関連株も上昇、SOX指数は1.2%の上昇となっている。東京市場でもSUMCO<3436>など半導体関連の一角はしっかりだが、同社など半導体製造装置株は総じて軟調。ゴールドマン・サックス証券では、同社のほか、アドバンテスト<6857>、SCREEN<7735>、東京精密<7729>などの投資判断を格下げしており、関連銘柄の売り材料につながっているようだ。
WACUL<4173>:2938円(+274円)
大幅に3日続伸。22年2月期第1四半期(21年3-5月)の営業利益を0.68億円(前年同期比増減率は非開示)と発表している。DX支援ソリューション群の「AIアナリスト・シリーズ」のクロスセルを継続的に推進したほか、ラーニングスタジオにデジタルマーケティング基礎講座を提供した。通期予想は前期比220.7%増の2.29億円で据え置いた。進捗率は29.7%に達しており、第1四半期の好調なスタートが評価されているようだ。
cotta<3359>:693円(+13円)
大幅に反発。中国の商社「広州馥楽進出口貿易有限公司」と正式にライセンス契約を締結し、同国内でオリジナル商品の販売を開始すると発表している。模倣品の排除とオリジナル商品の中国での販売拡大、ブランドの認知向上を目指す。また、6月の売上高は前年同月比5.7%減の6.81億円だったと開示している。巣ごもり特需の恩恵が継続した前年同月の反動が出た。20年10月-21年6月の累計では前年同期比21.8%増となっている。
ソフトMAX<3671>:1345円(+23円)
大幅に3日続伸。21年12月期第2四半期累計(21年1-6月)の営業利益を従来予想の1.43億円から3.35億円(前年同期実績1.25億円)に上方修正している。Web型電子カルテシステムの導入案件に加え、非接触型の電子カルテ等医療情報システムやオンライン資格確認機能などの販売が利益を押し上げる見通し。労務費や外注委託費用などの抑制で売上高総利益率も向上した。通期予想は前期比5.9%増の4.72億円で据え置いた。
<ST>