注目銘柄ダイジェスト(前場):mbs、Gunosy、トランスGなど
[21/07/14]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
東宝<9602>:5040円(+485円)
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は105億円で前年同期比3.8倍の水準となっている。通期計画320億円、前期比42.6%増に対して好調なスタートに。映画営業事業では3月8日公開「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、4月16日公開「名探偵コナン 緋色の弾丸」が大ヒットを記録したほか、映像事業も大幅増益になっている。高い進捗率からも通期業績の上振れが想定される状況となっているようだ。
ERI HD<6083>:762円 カ -
ストップ高買い気配。前日に21年5月期の決算を発表、営業利益は4億円で前期比22.2%減益となり、6月15日の上方修正水準で着地している。一方、22年5月期は7.9億円で同95.9%増と急回復の見通し。年間配当金も前期比倍増の30円と計画している。4月の省エネ適合義務の対象拡大が業績向上のけん引役になるとみている。期待以上の急回復見通しがポジティブなインパクトにつながっているようだ。
ADEKA<4401>:2261円(+97円)
大幅続伸。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを3700円としている。高付加価値なDRAMのHigh-k材料に注目しており、同材料の売上高は21年3月期から24年3月期にかけて倍増し、全社営業利益を大きく伸長させるとみている。同社の独占供給であり収益性も高いと指摘。23年3月期、24年3月期ともに、営業利益は2ケタ成長を予想している。
富士フイルム<4901>:8059円(-291円)
大幅反落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価は8300円としている。株価が高値圏にある中、利食い売りの動きにつながっているようだ。株価は過去1年間で約77%上昇しており、目標株価との乖離率が縮小したことを格下げの背景としている。今後は、写真技術をベースにした新規/将来性事業の成長加速が再評価に向けた注目点になるとしている。
Gunosy<6047>:794円(-127円)
急落で下落率トップ。前日に21年5月期の決算を発表、営業利益は7.2億円で前期比16.6%減益、従来計画の5億円を上振れる着地となった。ただ、22年5月期は上半期のみ計画を公表しているが、3.2億円の赤字見通しとしており、ネガティブなインパクトへとつながっているもよう。広告宣伝費の積み増しが背景となるようだ。投資拡大によるコスト増は想定線であるとはいえ、赤字転落は予想外との見方が多いようだ。
トランスG<2342>:568円(+58円)
大幅に続伸。22年3月期の営業利益を従来予想の12.00億円から17.00億円(前期実績8.93億円)に上方修正している。新型コロナウイルスの検査受託件数が前回時点の想定を上回っていることに加え、臨床試験の受注も順調に推移しているため。トランスジェニックは21年3月期に前期比414.0%増の8.93億円の営業利益を計上しており、急成長が続くとの見通しが投資家から好感されているようだ。
mbs<1401>:632円(+98円)
大幅に4日続伸。21年5月期の営業利益を従来予想の1.93億円から2.43億円(前期実績2.83億円)に上方修正している。新型コロナウイルス感染拡大の影響を見込んでいたが、当初の予想以上に工事が進捗しているほか、一部工事の再開などを受けて利益が拡大する見通し。原価低減と経費削減も増益に寄与する。業績修正を受け、年間配当を従来予想の無配から3.00円(前期実績無配)に増額修正する。
川崎地質<4673>:3345円(+330円)
上場来高値。21年11月期の営業利益を従来予想の1.80億円から5.00億円(前期実績1.72億円)に上方修正している。大型案件を含む原価低減で計画を大きく上回る営業増益が中間期までに達成されたため。下半期もほぼ計画通りの推移が見込まれるとしている。第2四半期累計(20年12月-21年5月)は前年同期比218.5%増の6.09億円だった。通期見通しの大幅な上方修正がポジティブ・サプライズと受け止められているようだ。
<ST>
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は105億円で前年同期比3.8倍の水準となっている。通期計画320億円、前期比42.6%増に対して好調なスタートに。映画営業事業では3月8日公開「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、4月16日公開「名探偵コナン 緋色の弾丸」が大ヒットを記録したほか、映像事業も大幅増益になっている。高い進捗率からも通期業績の上振れが想定される状況となっているようだ。
ERI HD<6083>:762円 カ -
ストップ高買い気配。前日に21年5月期の決算を発表、営業利益は4億円で前期比22.2%減益となり、6月15日の上方修正水準で着地している。一方、22年5月期は7.9億円で同95.9%増と急回復の見通し。年間配当金も前期比倍増の30円と計画している。4月の省エネ適合義務の対象拡大が業績向上のけん引役になるとみている。期待以上の急回復見通しがポジティブなインパクトにつながっているようだ。
ADEKA<4401>:2261円(+97円)
大幅続伸。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」、フェアバリューを3700円としている。高付加価値なDRAMのHigh-k材料に注目しており、同材料の売上高は21年3月期から24年3月期にかけて倍増し、全社営業利益を大きく伸長させるとみている。同社の独占供給であり収益性も高いと指摘。23年3月期、24年3月期ともに、営業利益は2ケタ成長を予想している。
富士フイルム<4901>:8059円(-291円)
大幅反落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価は8300円としている。株価が高値圏にある中、利食い売りの動きにつながっているようだ。株価は過去1年間で約77%上昇しており、目標株価との乖離率が縮小したことを格下げの背景としている。今後は、写真技術をベースにした新規/将来性事業の成長加速が再評価に向けた注目点になるとしている。
Gunosy<6047>:794円(-127円)
急落で下落率トップ。前日に21年5月期の決算を発表、営業利益は7.2億円で前期比16.6%減益、従来計画の5億円を上振れる着地となった。ただ、22年5月期は上半期のみ計画を公表しているが、3.2億円の赤字見通しとしており、ネガティブなインパクトへとつながっているもよう。広告宣伝費の積み増しが背景となるようだ。投資拡大によるコスト増は想定線であるとはいえ、赤字転落は予想外との見方が多いようだ。
トランスG<2342>:568円(+58円)
大幅に続伸。22年3月期の営業利益を従来予想の12.00億円から17.00億円(前期実績8.93億円)に上方修正している。新型コロナウイルスの検査受託件数が前回時点の想定を上回っていることに加え、臨床試験の受注も順調に推移しているため。トランスジェニックは21年3月期に前期比414.0%増の8.93億円の営業利益を計上しており、急成長が続くとの見通しが投資家から好感されているようだ。
mbs<1401>:632円(+98円)
大幅に4日続伸。21年5月期の営業利益を従来予想の1.93億円から2.43億円(前期実績2.83億円)に上方修正している。新型コロナウイルス感染拡大の影響を見込んでいたが、当初の予想以上に工事が進捗しているほか、一部工事の再開などを受けて利益が拡大する見通し。原価低減と経費削減も増益に寄与する。業績修正を受け、年間配当を従来予想の無配から3.00円(前期実績無配)に増額修正する。
川崎地質<4673>:3345円(+330円)
上場来高値。21年11月期の営業利益を従来予想の1.80億円から5.00億円(前期実績1.72億円)に上方修正している。大型案件を含む原価低減で計画を大きく上回る営業増益が中間期までに達成されたため。下半期もほぼ計画通りの推移が見込まれるとしている。第2四半期累計(20年12月-21年5月)は前年同期比218.5%増の6.09億円だった。通期見通しの大幅な上方修正がポジティブ・サプライズと受け止められているようだ。
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