個人投資家・有限亭玉介:世界的EV化を背景に自動車部品・部材関連は好景気【FISCOソーシャルレポーター】
[21/07/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年7月19日10時に執筆
半導体不足を解消させる為、世界各国があらゆる施策を講じた結果、状況は少しずつですが改善しているように思えます。半導体の懸念が払拭されれば自動車メーカーも安定した生産が出来るようになり、関連企業の業績は上振れる可能性も想定しております。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
欧米の自動車企業では、これまで慣れ親しんできたブランドをEV専業ブランドにする動きも出始めています。2030年が1つの区切りとなっている自動車業界にとって、EVに合わせた環境整備がどれほど日本で進むのか注目したいところです。
EVの動向も気になりますが、日本のFCV技術も見過ごせません。価格が高額になったとしても環境対応車へのニーズが高まるのであれば、FCVが法人向けに普及する可能性も十分に考えられます。自動車部品メーカーが電動化対応に迫られる事も無く、従来のエンジン開発に携わる企業は水素エンジンへとシフトするでしょう。ここ最近のトヨタ自動車<7203>のCMを見てもその現実は目の前に迫っている事がわかります。
高圧水素タンクを積んでも安全に走れる技術や、自動運転などの技術と組み合わされて、2030年には今では想像出来ない自動車が生まれているかもしれませんなぁ。
ブログやLINEでもここ最近注目した自動車部品・部材関連を順次配信しております。
そのような中でも自動車用ラジエータを手掛けるティラド<7236>は、EV化の潮流を背景に底堅い需要があると見ております。22年3月期の業績が急回復する見込みで、株価も6月に年初来高値を更新しました。25日線付近での保ち合いから上放れするか監視中です。
続いて、愛三工業<7283>はトヨタ系の自動車部品メーカーでFCVでは水素燃料噴射システムなどを手掛けています。チャート(日足)は昨年末より下値を切り上げていますが、PER・PBRともに割安である点も注目です。
7月9日、クレディ・スイス証券が武蔵精密工業<7220>のレーティングを「強気」で目標株価を3000円に設定しました。ホンダ系自動車部品メーカーの同社は、EV化の潮流を受けて、自動車のドライブトレインの不可欠なディファレンシャルアセンブリの市場拡大が同社にとっては追い風です。
独立系の自動車部品メーカーであるGMB<7214>は、駆動系部品、補修用部品を主力としています。現代自動車と引き合いもあり、一目均衡表(日足)は6月に雲を上抜くと高値圏で底強いトレンドを築いているようです。PBRはまだ0.3倍台と割安である事も注目できますな。
車載用高耐熱フィルムコンデンサで首位を誇る指月電機製作所<6994>は、直近で年初来高値を更新するほど買われました。EV向けの需要を獲得している事が材料となり、市場の期待も高い模様です。業績もまだ堅調ゆえに8月5日予定の決算を経てどのように動くか見ておきたいところです。
最後は自動車プレス部品最大手であるプレス工業<7246>です。22年3月期の業績は急回復する見込みで年間配当も8.5円上乗せしております。低位株ながらじわじわと下値を切り上げており、こちらも8月5日の決算前後で値動きがあるか監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2021年7月19日10時に執筆
半導体不足を解消させる為、世界各国があらゆる施策を講じた結果、状況は少しずつですが改善しているように思えます。半導体の懸念が払拭されれば自動車メーカーも安定した生産が出来るようになり、関連企業の業績は上振れる可能性も想定しております。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
欧米の自動車企業では、これまで慣れ親しんできたブランドをEV専業ブランドにする動きも出始めています。2030年が1つの区切りとなっている自動車業界にとって、EVに合わせた環境整備がどれほど日本で進むのか注目したいところです。
EVの動向も気になりますが、日本のFCV技術も見過ごせません。価格が高額になったとしても環境対応車へのニーズが高まるのであれば、FCVが法人向けに普及する可能性も十分に考えられます。自動車部品メーカーが電動化対応に迫られる事も無く、従来のエンジン開発に携わる企業は水素エンジンへとシフトするでしょう。ここ最近のトヨタ自動車<7203>のCMを見てもその現実は目の前に迫っている事がわかります。
高圧水素タンクを積んでも安全に走れる技術や、自動運転などの技術と組み合わされて、2030年には今では想像出来ない自動車が生まれているかもしれませんなぁ。
ブログやLINEでもここ最近注目した自動車部品・部材関連を順次配信しております。
そのような中でも自動車用ラジエータを手掛けるティラド<7236>は、EV化の潮流を背景に底堅い需要があると見ております。22年3月期の業績が急回復する見込みで、株価も6月に年初来高値を更新しました。25日線付近での保ち合いから上放れするか監視中です。
続いて、愛三工業<7283>はトヨタ系の自動車部品メーカーでFCVでは水素燃料噴射システムなどを手掛けています。チャート(日足)は昨年末より下値を切り上げていますが、PER・PBRともに割安である点も注目です。
7月9日、クレディ・スイス証券が武蔵精密工業<7220>のレーティングを「強気」で目標株価を3000円に設定しました。ホンダ系自動車部品メーカーの同社は、EV化の潮流を受けて、自動車のドライブトレインの不可欠なディファレンシャルアセンブリの市場拡大が同社にとっては追い風です。
独立系の自動車部品メーカーであるGMB<7214>は、駆動系部品、補修用部品を主力としています。現代自動車と引き合いもあり、一目均衡表(日足)は6月に雲を上抜くと高値圏で底強いトレンドを築いているようです。PBRはまだ0.3倍台と割安である事も注目できますな。
車載用高耐熱フィルムコンデンサで首位を誇る指月電機製作所<6994>は、直近で年初来高値を更新するほど買われました。EV向けの需要を獲得している事が材料となり、市場の期待も高い模様です。業績もまだ堅調ゆえに8月5日予定の決算を経てどのように動くか見ておきたいところです。
最後は自動車プレス部品最大手であるプレス工業<7246>です。22年3月期の業績は急回復する見込みで年間配当も8.5円上乗せしております。低位株ながらじわじわと下値を切り上げており、こちらも8月5日の決算前後で値動きがあるか監視中です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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