NY株式:米国株式市場は反発、低金利政策の長期化期待が強まる
[21/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
ダウ平均は242.68ドル高の35,455.80ドル、ナスダックは183.69ポイント高の15,129.50で取引を終了した。
昨日の下げの反動で、寄り付き後、上昇。注目となっていた連邦準備制度理事会(FRB)の年次経済シンポジウムの講演でパウエル議長は年内の資産購入縮小開始が適切となる可能性に言及したものの、利上げには程遠いとタカ派色を強めなかったことから、長期にわたり低金利が継続されるとの期待に買いが強まった。長期金利の低下で、ハイテク株も買われナスダック総合指数は史上最高値を更新して終了。セクター別では、エネルギーや半導体・同製造装置が上昇。医薬品・バイオテクが下落した。
ソフトウェア会社のワークディ(WDAY)や衣料小売りのギャップ(GPS)は予想を上回った決算が好感され上昇。エンタテインメントのディズ二?(DIS)は傘下のスポーツ専門チャンネルESPNがスポーツ賭けを巡り、オンラインカジノ運営のドラフトキング(DKNG)やカジノ施設などを含むリゾート施設を運営するシーザーズ・エンタテインメント(CZR)とライセンス契約の合意を模索しているとの報道を受けて、各社買われた。
食品宅配サービスを提供するドアダッシュ(DASH)はNY市議会が手数料の上限を設定する法案を可決したことに加えて、シカゴ市が顧客に対する不公正な取引方法を巡り当社に対し訴えを起こしたと報じられ売られた。在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は四半期決算で赤字が予想以上に拡大したほか、当局が同社のトレッドミル(ランニングマシーン)の死亡事故を調査中との報道も嫌気され下落。
パウエルFRB議長は、緩和縮小のタイミングやペースが利上げを示す直接的なシグナルにはならないと、強調した。
(Horiko Capital Management LLC)
<YN>
昨日の下げの反動で、寄り付き後、上昇。注目となっていた連邦準備制度理事会(FRB)の年次経済シンポジウムの講演でパウエル議長は年内の資産購入縮小開始が適切となる可能性に言及したものの、利上げには程遠いとタカ派色を強めなかったことから、長期にわたり低金利が継続されるとの期待に買いが強まった。長期金利の低下で、ハイテク株も買われナスダック総合指数は史上最高値を更新して終了。セクター別では、エネルギーや半導体・同製造装置が上昇。医薬品・バイオテクが下落した。
ソフトウェア会社のワークディ(WDAY)や衣料小売りのギャップ(GPS)は予想を上回った決算が好感され上昇。エンタテインメントのディズ二?(DIS)は傘下のスポーツ専門チャンネルESPNがスポーツ賭けを巡り、オンラインカジノ運営のドラフトキング(DKNG)やカジノ施設などを含むリゾート施設を運営するシーザーズ・エンタテインメント(CZR)とライセンス契約の合意を模索しているとの報道を受けて、各社買われた。
食品宅配サービスを提供するドアダッシュ(DASH)はNY市議会が手数料の上限を設定する法案を可決したことに加えて、シカゴ市が顧客に対する不公正な取引方法を巡り当社に対し訴えを起こしたと報じられ売られた。在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は四半期決算で赤字が予想以上に拡大したほか、当局が同社のトレッドミル(ランニングマシーン)の死亡事故を調査中との報道も嫌気され下落。
パウエルFRB議長は、緩和縮小のタイミングやペースが利上げを示す直接的なシグナルにはならないと、強調した。
(Horiko Capital Management LLC)
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