米国株見通し:伸び悩みか、強気相場は継続も雇用統計に思惑
[21/08/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(14時40分現在)
S&P500先物 4,538.00(+12.75)
ナスダック100先物 15,656.25(+58.75)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は90ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
30日の取引で主要3指数はまちまち。S&Pとナスダックは過去最高値を更新し、上昇基調を維持した。ただ、ダウは小幅ながら下げに転じ、55ドル安の35399ドルで取引を終えた。前週末のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長による引き締めに慎重な姿勢を受け長期金利が低下し、ハイテク株を中心とした買いが強まった。一方、金融株への売りがダウを下押し。全般的に強気相場が続くものの、過熱感から利益確定売りも目立った。
本日は伸び悩みか。長期金利の低下が続くなか、ハイテク株買いと金融株売りで指数の方向感は乏しい。今晩発表の経済指標で住宅関連は前回よりやや強い内容が予想され、関連銘柄に買いが入れば指数に寄与する。ただ、消費者信頼感指数は想定通り伸びが鈍化すれば、正常化期待の後退で金融緩和の長期化を見込んだ買いが観測される。一方、今週末に発表される雇用統計は一部が強い内容とみられ、引き締めへの警戒が上値を抑える要因となりそうだ。
<TY>
S&P500先物 4,538.00(+12.75)
ナスダック100先物 15,656.25(+58.75)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は90ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
30日の取引で主要3指数はまちまち。S&Pとナスダックは過去最高値を更新し、上昇基調を維持した。ただ、ダウは小幅ながら下げに転じ、55ドル安の35399ドルで取引を終えた。前週末のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長による引き締めに慎重な姿勢を受け長期金利が低下し、ハイテク株を中心とした買いが強まった。一方、金融株への売りがダウを下押し。全般的に強気相場が続くものの、過熱感から利益確定売りも目立った。
本日は伸び悩みか。長期金利の低下が続くなか、ハイテク株買いと金融株売りで指数の方向感は乏しい。今晩発表の経済指標で住宅関連は前回よりやや強い内容が予想され、関連銘柄に買いが入れば指数に寄与する。ただ、消費者信頼感指数は想定通り伸びが鈍化すれば、正常化期待の後退で金融緩和の長期化を見込んだ買いが観測される。一方、今週末に発表される雇用統計は一部が強い内容とみられ、引き締めへの警戒が上値を抑える要因となりそうだ。
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