東京為替:ドル・円は反落、オミクロン株関連の報道を嫌気
[21/11/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
30日の東京外為市場でドル・円は反落。日経平均株価が前場に上昇した場面で円売りが強まり、一時113円89銭まで値を上げた。ただ、オミクロン株へのワクチンの有効性などに関する報道を受け不安が広がり、午後は一転して円買いに振れ112円96銭まで大きく下げた。
・ユーロ・円は128円61銭から127円84銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.1285ドルから1.1327ドルまで値を上げた。
・17時時点:ドル・円113円20-30銭、ユーロ・円128円20-30銭
・日経平均株価:始値28,611.73円、高値28,718.70円、安値27,819.14円、終値27,821.76円(前日比462.16円安)
【要人発言】
・松野官房長官
「ナミビアからの帰国者のオミクロン株感染を確認。隔離を実施」
・鈴木財務相
「イエレン米財務長官とは為替について話し合っていない」
「米国の経済情勢とインフレについて財務長官から説明があった」
【経済指標】
・日・10月有効求人倍率:1.15倍(予想:1.17倍、9月:1.16倍)
・日・10月失業率:2.7%(予想:2.8%、9月:2.8%)
・日・10月鉱工業生産速報値:前月比+1.1%(予想:+1.9%、9月:-5.4%)
・豪・7-9月期経常収支:+239億豪ドル(予想:+293億豪ドル、4-6月期:+205億豪ドル)
・中・11月製造業PMI:50.1(予想:49.7、10月:49.2)
・中・11月非製造業PMI:52.3(予想:51.5、10月:52.4)
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