欧米為替見通し:ドル・円は115円を挟んだ水準で推移か、米ロ首脳会談開催への期待残る
[22/02/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日21日の欧米外為市場では、ドル・円は115円を挟んだ水準でのもみ合いが続く可能性がある。報道によると、アメリカとロシアの外相が今週24日に会談した後に米国とロシアの首脳会談が行われる見込みとなった。ホワイトハウスのサキ報道官は「ロシアは現在、近いうちの全面的なウクライナ攻撃を引き続き準備しているようだ」と述べた。ロシアがウクライナに侵攻していないことが首脳会談開催の条件となるようだが、報道によると、米ロ首脳会談の開催についてはフランスが調整役としてかかわっているもようだ。
なお、本日21日には欧州安保協力機構におけるOSCE常設理事会(大使級会合で、実質的な政策決定機関)の臨時会合が開かれる予定となっている。現在のウクライナ情勢について詳細な情報が入手できる可能性があるが、米ロ首脳会談の開催を支援する可能性もあるため、臨時会合に対する市場の関心は高まっているようだ。ウクライナ情勢の改善につながる材料が提供された場合、リスク回避的な円買いは縮小するとみられる。
【今日の欧米市場の予定】
・17:30 独・2月製造業PMI速報値(予想:59.4、1月:59.8)
・17:30 独・2月サービス業PMI速報値(予想:54.0、1月:52.2)
・18:00 ユーロ圏・2月製造業PMI速報値(予想:58.6、1月:58.7)
・18:00 ユーロ圏・2月サービス業PMI速報値(予想:51.7、1月:51.1)
・18:30 英・2月製造業PMI速報値(予想:57.0、1月:57.3)
・18:30 英・2月サービス業PMI速報値(予想:55.0、1月:54.1)
・米国休場(プレジデンツデー)
<FA>
なお、本日21日には欧州安保協力機構におけるOSCE常設理事会(大使級会合で、実質的な政策決定機関)の臨時会合が開かれる予定となっている。現在のウクライナ情勢について詳細な情報が入手できる可能性があるが、米ロ首脳会談の開催を支援する可能性もあるため、臨時会合に対する市場の関心は高まっているようだ。ウクライナ情勢の改善につながる材料が提供された場合、リスク回避的な円買いは縮小するとみられる。
【今日の欧米市場の予定】
・17:30 独・2月製造業PMI速報値(予想:59.4、1月:59.8)
・17:30 独・2月サービス業PMI速報値(予想:54.0、1月:52.2)
・18:00 ユーロ圏・2月製造業PMI速報値(予想:58.6、1月:58.7)
・18:00 ユーロ圏・2月サービス業PMI速報値(予想:51.7、1月:51.1)
・18:30 英・2月製造業PMI速報値(予想:57.0、1月:57.3)
・18:30 英・2月サービス業PMI速報値(予想:55.0、1月:54.1)
・米国休場(プレジデンツデー)
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