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米国株見通し:続落か、ウクライナ混迷と金融引き締め観測で

注目トピックス 市況・概況
(14時00分現在)

S&P500先物      4,281.00(-67.9)
ナスダック100先物  13,696.60(-312.9)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は大幅安、NYダウ先物は450ドル安。アジア株安も波及し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


18日の主要3指数は続落。3日連続でマイナスのダウは終盤に戻しきれず、232ドル安の34079ドルで取引を終えた。この日発表された中古住宅販売は堅調だった半面、景気先行指標は予想外に低調な内容となり買い後退。また、ロシアがウクライナ侵攻に踏み切るとの観測から、売り優勢の展開に。一方、情報が錯そうするなか、米ロ外相会談への期待感で指数は下げ幅を縮小する場面もあり、警戒は短期的に和らいだ。


本日は続落か。ロシアがウクライナ東部の親ロ2地域を独立国家として承認し他と報じられ、混迷がより深まりそうだ。欧米は対ロ制裁に踏み切る方針で、米ロ首脳会談の開催による平和的な解決を期待した買いは後退。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融正常化の観点から、3月の利上げサイクル入りが意識されやすい。市場観測を上回る引き締めペースに思惑が広がれば、幅広い売りが指数を押し下げる展開とみる。




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