個別銘柄戦略:NTTデータやトヨタ自などに注目
[22/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
24日の米株式市場ではNYダウが92.07ドル高の33223.83、ナスダック総合指数が436.10pt高の13473.58、シカゴ日経225先物が大阪日中比330円高の26260円。ドル・円は1ドル=115.50-60円。対ロ制裁第2弾が厳しいものにならなかったことで、前日の米株市場では買い戻しが加速。ウクライナ情勢を巡る世界経済の先行き不透明感から、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが想定よりも後退するとの思惑もあり、ハイテク・グロース(成長)株を中心に買い戻された。この流れを引き継いで、東京市場でもソニーG<6758>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、エムスリー<2413>、ラクス<3923>などに買いが入りそうだ。地政学リスクの影響が小さいDXなど内需系テックであるNRI<4307>、NTTデータ<9613>なども堅調となろう。リスク回避の円買い・ドル売りが一服したことで、トヨタ自<7203>やデンソー<6902>などの輸出関連株も反発するだろう。一方、地政学リスクの目先の緩和で、INPEX<1605>、三井物産<8031>、住友鉱山<5713>などの資源関連は軟調が予想される。
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