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日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は25日、前日比-3.53（低下率12.13％）の25.56と大幅に低下した。なお、高値は26.79、安値は25.40。ロシアのウクライナへの侵攻が激しさを増しているが、昨日の米株式市場で一時大幅に下落した主要指数が上げに転じて取引を終えた流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後も日経225先物が概ね堅調に推移したことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがひとまず後退し、今日の日経VIは昨日の水準を大きく下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20〜30程度）に回帰するという特徴も持っています。



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