今日の為替市場ポイント:リスク選好的な為替取引縮小の可能性も
[22/02/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
25日のドル・円は、東京市場では115円62銭から115円15銭まで弱含み。欧米市場では、115円19銭から115円76銭まで反発し、115円54銭で取引終了。本日28日のドル・円は主に115円台で推移か。ロシアの一部銀行は国際銀行間の送金・決済システムSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除されることから、リスク選好的な為替取引は縮小する可能性がある。
報道によると、米国、英国、欧州、カナダは2月26日、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFTから排除することで合意した。制裁にはロシア中央銀行の外貨準備に関する規制も含まれるようだ。25日の時点では、米国と欧州各国は、自国経済にも悪影響が及ぶことを懸念して、金融システムに深刻な打撃を与えない制裁措置を導入するとみられていた。ロシアの一部銀行が国際銀行間の決済システムから排除されることが世界経済にどのような影響を及ぼすのか、現時点で正確に予測することは難しい。また、ロシアとウクライナの協議の行方も注目されており、リスク選好的な為替取引がただちに拡大する可能性は低いとみられる。
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報道によると、米国、英国、欧州、カナダは2月26日、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFTから排除することで合意した。制裁にはロシア中央銀行の外貨準備に関する規制も含まれるようだ。25日の時点では、米国と欧州各国は、自国経済にも悪影響が及ぶことを懸念して、金融システムに深刻な打撃を与えない制裁措置を導入するとみられていた。ロシアの一部銀行が国際銀行間の決済システムから排除されることが世界経済にどのような影響を及ぼすのか、現時点で正確に予測することは難しい。また、ロシアとウクライナの協議の行方も注目されており、リスク選好的な為替取引がただちに拡大する可能性は低いとみられる。
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