個別銘柄戦略:INPEXや郵船などに注目
[22/02/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
先週末25日は米NYダウが834.92ドル高の34058.75、ナスダック総合指数が221.04pt高の13694.62、シカゴ日経225先物が大阪日中比480円高の26980円。ドル・円は1ドル=115.60-70円。株式市場が休場中、西側諸国はロシアの一部の銀行を国際決済ネットワークである国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除することを合意。その後、ロシア・ウクライナの交渉報道も伝わっているが、先行き不透明感から主力株全般に売りが広がりそうだ。ロシアへの経済制裁による実体経済への影響懸念から信越化学<4063>、クボタ<6326>、東レ<3402>、安川電機<6506>などの景気敏感株が軟調となろう。そのほか、先週末に大きく買い戻された東エレク<8035>や村田製<6981>などのハイテク株も再び冴えない展開となることが予想される。一方、資源価格の高騰への思惑からINPEX<1605>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>などには買いが入りそうだ。また、供給網混乱の長期化への思惑や配当権利取りを狙った動きから、郵船<9101>や商船三井<9104>などの海運株も相対的に堅調となりそうだ。
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