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ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、日銀の円安容認がサポート要因

注目トピックス 市況・概況
■弱含み、米長期金利大幅上昇でユーロ買いは縮小

今週のユーロ・ドルは弱含み。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、5月の連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50ポイント利上げの可能性を示唆したことを受けて米長期金利は大幅に上昇し、ユーロ売り・米ドル買いが広がった。欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁がウクライナ戦争の影響によるインフレ加速や長期化への懸念を表明したが、ウクライナとロシアの停戦をめぐる交渉は難航していること、原油価格の高止まりを嫌気してユーロ売りは継続した。取引レンジ:1.0961ドル-1.1070ドル。

■米金融引き締めを想定してユーロ売り継続の可能性

来週のユーロ・ドルは上げ渋りか。ユーロ圏3月消費者物価指数が市場予想を上回った場合、欧州中央銀行(ECB)による引き締め期待でユーロは売りづらい。ただ、ロシアとウクライナの停戦交渉は進展がみられず、米連邦準備制度理事会(FRB)は今後の政策決定で引き締めを加速させる方針のため、ユーロ売り・ドル買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。

予想レンジ:1.0880ドル−1.1080ドル

■堅調推移、日欧金利差拡大の思惑広がる

今週のユーロ・円は堅調推移。欧州中央銀行(ECB)と日本銀行の金融政策の方向性が意識され、ユーロ買い・円売りが強まった。ドイツの2月生産者物価指数は高い伸びを記録したこと、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁がウクライナ戦争の影響によるインフレの加速や長期化への懸念を表明し、ECBによる年内利上げ観測が再燃したことがユーロ買いにつながった。取引レンジ:131円38銭−134円75銭。

■底堅い値動きか、日銀の円安容認がサポート要因

来週のユーロ・円は底堅い値動きか。ユーロ圏の2月失業率や3月消費者物価指数など経済指標が改善した場合、欧州中央銀行(ECB)による早期引き締めへの期待が浮上するとみられる。日本銀行による金融緩和継続予想も意識されそうだ。ただし、ロシアとウクライナの停戦交渉は難航しており、リスク選好的なユーロ買い・円売りを多少弱める要因となりそうだ。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・3月31日:2月失業率(1月:6.8%)
・4月1日:3月消費者物価コア指数(2月:前年比+2.7%)

予想レンジ:132円50銭−136円00銭




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