米国株見通し:下げ渋りか、売り先行も企業決算見極め
[22/04/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(13時50分現在)
S&P500先物 4,242.70(-29.1)
ナスダック100先物 13,274.60(-82.3)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は200ドル安。アジア株安も警戒され、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
22日の主要3指数は大幅続落。序盤から下げ幅を拡大する展開となり、ダウは981ドル安の33811ドルで取引時間中には一時1000ドルを超す下げを記録した。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が次回5月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を0.50%に拡大する可能性に言及し、全般的に警戒感から売り優勢に。週明け以降に本格化する決算発表を前に業績に慎重な見方が広がり、持ち高調整の売りが指数を押し下げた。
本日は下げ渋りか。FRBのタカ派姿勢を受け、株売り基調は継続しそうだ。中国での新型コロナウイルスまん延で世界経済への影響も警戒される。一方、今週は企業決算が集中し、明日以降に発表されるハイテク関連の業績を見極めようとまとまった売りは避けられるだろう。また、原油相場が騰勢を弱めたことから、過度なインフレ懸念は後退。長期金利の上昇を抑制できれば、前週の売りで割安感の生じた銘柄を中心に買戻しが見込まれる。
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S&P500先物 4,242.70(-29.1)
ナスダック100先物 13,274.60(-82.3)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は200ドル安。アジア株安も警戒され、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
22日の主要3指数は大幅続落。序盤から下げ幅を拡大する展開となり、ダウは981ドル安の33811ドルで取引時間中には一時1000ドルを超す下げを記録した。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が次回5月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を0.50%に拡大する可能性に言及し、全般的に警戒感から売り優勢に。週明け以降に本格化する決算発表を前に業績に慎重な見方が広がり、持ち高調整の売りが指数を押し下げた。
本日は下げ渋りか。FRBのタカ派姿勢を受け、株売り基調は継続しそうだ。中国での新型コロナウイルスまん延で世界経済への影響も警戒される。一方、今週は企業決算が集中し、明日以降に発表されるハイテク関連の業績を見極めようとまとまった売りは避けられるだろう。また、原油相場が騰勢を弱めたことから、過度なインフレ懸念は後退。長期金利の上昇を抑制できれば、前週の売りで割安感の生じた銘柄を中心に買戻しが見込まれる。
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