今日の為替市場ポイント:リスク選好的な円売りがただちに拡大する可能性低い
[22/04/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
25日のドル・円は、東京市場では128円86銭から127円98銭まで下落。欧米市場では、128円49銭から127円52銭まで下落し、128円09銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に128円近辺で推移か。世界経済の減速に対する警戒感が高まっており、リスク選好的な円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
25日のニューヨーク外為市場でユーロ・ドルは一時1.07ドルを下回り、2020年3月以来のユーロ安・米ドル高の水準となった。新型コロナウイルスの感染拡大に対処するために中国で都市封鎖措置が導入されており、米ドル高・人民元安の相場展開となっていることも影響したようだ。リスク選好的な為替取引は縮小し、ユーロ、豪ドル、ポンドなどに対する円買いが優勢となった。
市場参加者の間からは、「中国経済は4-6月期にかなり減速し、7-9月期も大幅な回復は期待できないため、2022年通年の経済成長率は中国政府が設定している目標値(5.5%前後)を下回る可能性が高い」との声が聞かれている。そのため、新たな経済対策や追加緩和などの景気浮揚を狙った措置が導入されるとの見方も出ている。
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25日のニューヨーク外為市場でユーロ・ドルは一時1.07ドルを下回り、2020年3月以来のユーロ安・米ドル高の水準となった。新型コロナウイルスの感染拡大に対処するために中国で都市封鎖措置が導入されており、米ドル高・人民元安の相場展開となっていることも影響したようだ。リスク選好的な為替取引は縮小し、ユーロ、豪ドル、ポンドなどに対する円買いが優勢となった。
市場参加者の間からは、「中国経済は4-6月期にかなり減速し、7-9月期も大幅な回復は期待できないため、2022年通年の経済成長率は中国政府が設定している目標値(5.5%前後)を下回る可能性が高い」との声が聞かれている。そのため、新たな経済対策や追加緩和などの景気浮揚を狙った措置が導入されるとの見方も出ている。
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