NY債券:米長期債相場は反落、FRBによる積極的な金融引き締めを想定
[22/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日の米国長期債相場は、反落。米商務省がこの日発表した3月個人消費支出(PCE)コア価格指数は前年同月比+5.2%にとどまったが、全体の指数は前年同月比+6.6%の高い伸びを記録した。米連邦準備制度理事会(FRB)による積極的な金融引き締めを妨げる内容ではないとの見方が広がり、長期債利回りは反発。2年-10年など短・長期間のカーブは小動き。なお、ロシア財務省は自国通貨ルーブルで行うとしていたドル建て債の支払いを米ドルで行ったと伝えている。
CMEのFedWatchによると、29日時点で7月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.00-2.25%以上となる確率は100%程度。12月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.75-3.00%以上となる確率は98%程度。10年債利回りは2.840%近辺から2.930%近辺まで上昇後、一時2.850%近辺まで低下したが、取引終了時点にかけて2.936%近辺まで再び上昇した。
イールドカーブは、小動き。2年−10年は+21.10bp近辺、2−30年は+27.10bp近辺で引けた。2年債利回りは2.73%(前日比:+11bp)、10年債利回りは2.93%(同比:+11bp)、30年債利回りは、2.99%(同比:+10bp)で取引を終えた。
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CMEのFedWatchによると、29日時点で7月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.00-2.25%以上となる確率は100%程度。12月開催のFOMC会合でFF金利の誘導目標水準が2.75-3.00%以上となる確率は98%程度。10年債利回りは2.840%近辺から2.930%近辺まで上昇後、一時2.850%近辺まで低下したが、取引終了時点にかけて2.936%近辺まで再び上昇した。
イールドカーブは、小動き。2年−10年は+21.10bp近辺、2−30年は+27.10bp近辺で引けた。2年債利回りは2.73%(前日比:+11bp)、10年債利回りは2.93%(同比:+11bp)、30年債利回りは、2.99%(同比:+10bp)で取引を終えた。
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