25日の米国市場ダイジェスト:NYダウ191ドル高、FOMC議事要旨を好感
[22/05/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:NYダウ191ドル高、FOMC議事要旨を好感
米国株式市場は上昇。ダウ平均は191.66ドル高の32120.28ドル、ナスダックは170.29ポイント高の11434.74で取引を終了した。寄り付きは下落。その後上昇するも5月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控え、様子見姿勢から上昇幅は縮小した。議事要旨では、大部分の当局者が今後2回の会合でも0.5%の利上げが必要だとの認識で一致していたことが明らかに。積極的な引き締め継続姿勢が示された一方で、タカ派姿勢への警戒を強める内容ではなく、安心感から上げ幅を拡大した。足元で売りが強まっていた小売りやハイテク銘柄にも買いが入り、相場の上昇をけん引。セクター別では、自動車・自動車部品、小売、半導体・半導体部品が上昇した一方、公益、医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンスが下げた。
前日引け後に発表した四半期決算で、通年の見通し引き上げたファッション小売り大手ノードストローム(JWN)が大幅高。スポーツ用品販売のディックス・スポーティング・グッズ(DKS)が通期の業績見通しを下方修正したにも関わらず、四半期決算が市場予想を上回り上昇したほか、家電小売りのベストバイも減収となったが、市場予想を上回り上昇するなど、決算を発表した小売企業が軒並み上昇した。会計関連のソフトウエアを開発・販売するインテュイット(INTU)は四半期決算が市場予想を上回ったことに加え、来期の業績見通しを引き上げたことが好感され上昇。ハンバーガーチェーンのウェンディーズ(WEN)は、投資運用会社トライアン・ファンド・マネジメントが経営権取得につながり得る取引を検討していることが明らかになり上昇した。
半導体メーカーのエヌビディアは引け後に発表した来期の業績見通しが市場予想を下回ったことが嫌気され、時間外で急落している。大幅高となっている。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米FOMC議事要旨ではドル買い進まず127.50円/1.0694ドル
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、126円80銭まで下落後、127円50銭まで上昇し、127円30銭で引けた。米国の4月耐久財受注速報値の予想下振れでドル売り後、連邦公開市場委員会(FOMC)5月議会合事要旨の発表に向けてドル買いになった。FOMC議事要旨発表後は127円30銭台前後で推移した。
ユーロ・ドルは1.0643ドルまで下落後、1.0694ドルまで上昇し、1.0678ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の7月利上げをめぐり、理事会メンバーから0.50ポイント引き上げに慎重な発言と前向きな発言がみられ、ユーロの売り買いが交錯したもよう。
ユーロ・円は134円99銭まで下落後、136円15銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2484ドルから1.2591ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9608フランから0.9640フランでもみ合った。
■NY原油:反発で110.33ドル、米国株高を意識した買いが入る
NY原油先物7月限は反発(NYMEX原油7月限終値:110.33 ↑0.56)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.56ドルの110.33ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは109.23ドル-111.68ドル。ロンドン市場で111.68ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の中盤にかけて一時109.23ドルまで売られた。ただ、その後は米国株高を意識して下げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に110ドル台後半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 35.84ドル +0.19ドル(+0.53%)
モルガン・スタンレー(MS) 82.23ドル +0.27ドル(+0.33%)
ゴールドマン・サックス(GS)314.90ドル +0.95ドル(+0.30%)
インテル(INTC) 42.20ドル +0.53ドル(+1.27%)
アップル(AAPL) 140.52ドル +0.16ドル(+0.11%)
アルファベット(GOOG) 2116.79ドル -1.73ドル(-0.08%)
フェイスブック(FB) 183.83ドル +2.55ドル(+1.41%)
キャタピラー(CAT) 209.31ドル +3.66ドル(+1.78%)
アルコア(AA) 60.94ドル -0.39ドル(-0.64%)
ウォルマート(WMT) 123.37ドル -0.76ドル(-0.61%)
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米国株式市場は上昇。ダウ平均は191.66ドル高の32120.28ドル、ナスダックは170.29ポイント高の11434.74で取引を終了した。寄り付きは下落。その後上昇するも5月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控え、様子見姿勢から上昇幅は縮小した。議事要旨では、大部分の当局者が今後2回の会合でも0.5%の利上げが必要だとの認識で一致していたことが明らかに。積極的な引き締め継続姿勢が示された一方で、タカ派姿勢への警戒を強める内容ではなく、安心感から上げ幅を拡大した。足元で売りが強まっていた小売りやハイテク銘柄にも買いが入り、相場の上昇をけん引。セクター別では、自動車・自動車部品、小売、半導体・半導体部品が上昇した一方、公益、医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンスが下げた。
前日引け後に発表した四半期決算で、通年の見通し引き上げたファッション小売り大手ノードストローム(JWN)が大幅高。スポーツ用品販売のディックス・スポーティング・グッズ(DKS)が通期の業績見通しを下方修正したにも関わらず、四半期決算が市場予想を上回り上昇したほか、家電小売りのベストバイも減収となったが、市場予想を上回り上昇するなど、決算を発表した小売企業が軒並み上昇した。会計関連のソフトウエアを開発・販売するインテュイット(INTU)は四半期決算が市場予想を上回ったことに加え、来期の業績見通しを引き上げたことが好感され上昇。ハンバーガーチェーンのウェンディーズ(WEN)は、投資運用会社トライアン・ファンド・マネジメントが経営権取得につながり得る取引を検討していることが明らかになり上昇した。
半導体メーカーのエヌビディアは引け後に発表した来期の業績見通しが市場予想を下回ったことが嫌気され、時間外で急落している。大幅高となっている。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米FOMC議事要旨ではドル買い進まず127.50円/1.0694ドル
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、126円80銭まで下落後、127円50銭まで上昇し、127円30銭で引けた。米国の4月耐久財受注速報値の予想下振れでドル売り後、連邦公開市場委員会(FOMC)5月議会合事要旨の発表に向けてドル買いになった。FOMC議事要旨発表後は127円30銭台前後で推移した。
ユーロ・ドルは1.0643ドルまで下落後、1.0694ドルまで上昇し、1.0678ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)の7月利上げをめぐり、理事会メンバーから0.50ポイント引き上げに慎重な発言と前向きな発言がみられ、ユーロの売り買いが交錯したもよう。
ユーロ・円は134円99銭まで下落後、136円15銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.2484ドルから1.2591ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9608フランから0.9640フランでもみ合った。
■NY原油:反発で110.33ドル、米国株高を意識した買いが入る
NY原油先物7月限は反発(NYMEX原油7月限終値:110.33 ↑0.56)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比+0.56ドルの110.33ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは109.23ドル-111.68ドル。ロンドン市場で111.68ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の中盤にかけて一時109.23ドルまで売られた。ただ、その後は米国株高を意識して下げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に110ドル台後半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 35.84ドル +0.19ドル(+0.53%)
モルガン・スタンレー(MS) 82.23ドル +0.27ドル(+0.33%)
ゴールドマン・サックス(GS)314.90ドル +0.95ドル(+0.30%)
インテル(INTC) 42.20ドル +0.53ドル(+1.27%)
アップル(AAPL) 140.52ドル +0.16ドル(+0.11%)
アルファベット(GOOG) 2116.79ドル -1.73ドル(-0.08%)
フェイスブック(FB) 183.83ドル +2.55ドル(+1.41%)
キャタピラー(CAT) 209.31ドル +3.66ドル(+1.78%)
アルコア(AA) 60.94ドル -0.39ドル(-0.64%)
ウォルマート(WMT) 123.37ドル -0.76ドル(-0.61%)
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