米国株見通し:下げ渋りか、FRBの景気への配慮に期待
[22/05/26]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
(13時50分現在)
S&P500先物 3,973.60(-5.1)
ナスダック100先物 11,896.90(-47.0)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は20ドル安。NY原油先物(WTI)は強含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
25日の主要3指数は上昇。前日終値付近で推移したが、終盤は堅調地合いとなり、ダウは191ドル高の32120ドルと4日続伸で取引を終えた。この日発表された耐久財受注は予想を下回り、リセッション懸念を背景とした売りが先行。また、ブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)副議長の引き締め姿勢も、買いを抑制する要因に。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は想定ほどタカ派的でなく、安心感が相場を支えた。
本日は下げ渋りか。今晩発表の新規失業保険申請件数は減少が予想されるが、国内総生産(改定値)は速報値とほぼ変わらずの前期比年率-1.3%と低調な内容に。また、中古住宅販売は一段の悪化が見込まれ、減速懸念による売りが続く。ただ、前日のFOMC議事要旨が想定内にとどまり、夏場以降の利上げ幅縮小や引き締め加速中断といった観測が一部に浮上。FRBがタカ派姿勢を和らげるとの期待感から、買戻しが指数をサポートしそうだ。
<TY>
S&P500先物 3,973.60(-5.1)
ナスダック100先物 11,896.90(-47.0)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は20ドル安。NY原油先物(WTI)は強含み、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
25日の主要3指数は上昇。前日終値付近で推移したが、終盤は堅調地合いとなり、ダウは191ドル高の32120ドルと4日続伸で取引を終えた。この日発表された耐久財受注は予想を下回り、リセッション懸念を背景とした売りが先行。また、ブレイナード連邦準備制度理事会(FRB)副議長の引き締め姿勢も、買いを抑制する要因に。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は想定ほどタカ派的でなく、安心感が相場を支えた。
本日は下げ渋りか。今晩発表の新規失業保険申請件数は減少が予想されるが、国内総生産(改定値)は速報値とほぼ変わらずの前期比年率-1.3%と低調な内容に。また、中古住宅販売は一段の悪化が見込まれ、減速懸念による売りが続く。ただ、前日のFOMC議事要旨が想定内にとどまり、夏場以降の利上げ幅縮小や引き締め加速中断といった観測が一部に浮上。FRBがタカ派姿勢を和らげるとの期待感から、買戻しが指数をサポートしそうだ。
<TY>