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ユーロ週間見通し:もみ合いか、日銀金融緩和修正の思惑残る

注目トピックス 市況・概況
■やや強含み、ECBによる利上げ継続の可能性高まる

今週のユーロ・ドルはやや強含み。12月独IFO企業景況感指数の改善や、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁の「当面は現行ペースで利上げの可能性」との発言などでユーロ買い・米ドル売りが一時優勢となった。しかしながら、米国の7-9月期GDP確定値の上方修正を受けて米利上げ継続観測によるユーロ売り・米ドル買いも観測されており、ユーロ・ドルの上げ幅は縮小した。取引レンジ:1.0573ドル-1.0659ドル。

■伸び悩みか、ユーロ圏経済の先行き不安は解消されず

来週・再来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。米国の金融引き締め長期化による景気減速懸念でドル売りに振れやすい展開となりそうだ。一方、欧州中央銀行(ECB)は来年2月の政策決定に向けタカ派姿勢を弱めていくとみられるが、域内経済の不透明感は深まっており、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りは縮小する可能性がある。

予想レンジ:1.0400ドル−1.0800ドル

■日銀金融緩和策の修正観測でリスク回避の円買い拡大

今週のユーロ・円は下落。日本銀行が長期金利の許容変動幅を拡大したことを受けて金融緩和策の修正観測が広がり、主要通貨に対する円買いが急拡大。ユーロ・円は145円台後半から一時138円81銭まで急落した。米ドル・円相場の反発を受けてユーロ売り・円買いは縮小したが、ユーロ圏の景気後退入りの懸念は残されており、週後半のユーロ・円は主に140円台で推移した。取引レンジ:138円81銭−145円83銭。

■もみ合いか、日銀金融緩和修正の思惑残る

来週・再来週のユーロ・円はもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)はタカ派姿勢を堅持するものの、域内経済の先行き不透明感によりユーロは売られやすい展開となりそうだ。また、日本銀行による緩和的な金融政策修正の見方から円買いが続くとみられ、ユーロを下押ししよう。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・1月6日:12月ユーロ圏消費者物価コア指数(11月:前年比+5.0%)
・1月6日:11月ユーロ圏小売売上高(10月:前月比-1.8%)

予想レンジ:138円00銭−143円00銭




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