欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、ドル買い・円売り継続も米重要指標を見極め
[23/04/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、ドル買い・円売り継続も米重要指標を見極め
25日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めと日銀の緩和の観測で、ドル買い・円売りが続く見通し。ただ、目先発表される米重要経済指標を見極めようと、一段の上昇は抑制されそうだ。
前週末に発表された米国の堅調なPMIを受けた米金利高・ドル高の地合いに変わりはないが、24日の取引では一服。この日はユーロ圏経済の回復期待からユーロ買いが優勢となり、ユーロ・ドルは1.10ドル半ばに浮上、ドル・円は134円前半に軟化。本日アジア市場では植田日銀総裁が緩和政策を維持する見解を示し、円売り基調に振れた。ユーロ・円は2014年以来の高値圏に浮上し、ドル・円は134円台に再浮上した。
この後の海外市場も米引き締め観測でドルは売りづらい。今晩発表の消費者信頼感指数は前月から小幅低下が予想されるが、想定に沿った内容なら連邦公開市場委員会(FOMC)に向け0.25%の利上げを織り込む展開に。また、日銀金融政策決定会合での緩和継続が見込まれ、円売りがドルを支える見通し。ただ、今週の米1-3月期国内総生産(GDP)や米個人消費支出など重要経済指標を見極めようと、過度な買いは縮小しそ
うだ。
【今日の欧米市場の予定】
・22:00 米・2月FHFA住宅価格指数(前月比予想:-0.2%、1月:+0.2%)
・22:00 米・2月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:-0.10%、1月:+2.55%)
・23:00 米・3月新築住宅販売件数(予想:63.0万戸、2月:64.0万戸)
・23:00 米・4月消費者信頼感指数(予想:104.0、3月:104.2)
・23:00 米・4月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-8、3月:-5)
・02:00 米財務省・2年債入札
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25日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締めと日銀の緩和の観測で、ドル買い・円売りが続く見通し。ただ、目先発表される米重要経済指標を見極めようと、一段の上昇は抑制されそうだ。
前週末に発表された米国の堅調なPMIを受けた米金利高・ドル高の地合いに変わりはないが、24日の取引では一服。この日はユーロ圏経済の回復期待からユーロ買いが優勢となり、ユーロ・ドルは1.10ドル半ばに浮上、ドル・円は134円前半に軟化。本日アジア市場では植田日銀総裁が緩和政策を維持する見解を示し、円売り基調に振れた。ユーロ・円は2014年以来の高値圏に浮上し、ドル・円は134円台に再浮上した。
この後の海外市場も米引き締め観測でドルは売りづらい。今晩発表の消費者信頼感指数は前月から小幅低下が予想されるが、想定に沿った内容なら連邦公開市場委員会(FOMC)に向け0.25%の利上げを織り込む展開に。また、日銀金融政策決定会合での緩和継続が見込まれ、円売りがドルを支える見通し。ただ、今週の米1-3月期国内総生産(GDP)や米個人消費支出など重要経済指標を見極めようと、過度な買いは縮小しそ
うだ。
【今日の欧米市場の予定】
・22:00 米・2月FHFA住宅価格指数(前月比予想:-0.2%、1月:+0.2%)
・22:00 米・2月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:-0.10%、1月:+2.55%)
・23:00 米・3月新築住宅販売件数(予想:63.0万戸、2月:64.0万戸)
・23:00 米・4月消費者信頼感指数(予想:104.0、3月:104.2)
・23:00 米・4月リッチモンド連銀製造業指数(予想:-8、3月:-5)
・02:00 米財務省・2年債入札
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