今日の為替市場ポイント:米長期金利低下や株安を意識してドルは伸び悩む可能性
[23/04/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*08:48JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利低下や株安を意識してドルは伸び悩む可能性
25日のドル・円は、東京市場では133円98銭から134円47銭まで反発。欧米市場では134円25銭から133円37銭まで下落し、133円70銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に133円台で推移か。米長期金利の低下や米国株安を受けてドルは伸び悩む可能性がある。
25日のニューヨーク外為市場では、リスク回避の円買いが活発となった。米銀ファースト・リパブリック・バンクは1-3月期に約1000億ドルの預金流出が発生したと発表したこと、米コンファレンス・ボード(CB)の4月消費者信頼感指数は市場予想を下回ったことなどが材料視されたようだ。投機的な円売りポジションの解消に絡んだ円買いも観測された。ただ、一部報道によると、米共和党のマッカーシー下院議長が提示している連邦債務上限の引き上げに関する案について、議会関係者は「可決に必要な票を獲得できる」との見方を示しているもよう。連邦債務上限の引き上げが期限までに実施される見通しとなった場合、5月利上げの可能性は高まり、リスク回避的な円買いは縮小するとの見方が多いようだ。
<CS>
25日のドル・円は、東京市場では133円98銭から134円47銭まで反発。欧米市場では134円25銭から133円37銭まで下落し、133円70銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に133円台で推移か。米長期金利の低下や米国株安を受けてドルは伸び悩む可能性がある。
25日のニューヨーク外為市場では、リスク回避の円買いが活発となった。米銀ファースト・リパブリック・バンクは1-3月期に約1000億ドルの預金流出が発生したと発表したこと、米コンファレンス・ボード(CB)の4月消費者信頼感指数は市場予想を下回ったことなどが材料視されたようだ。投機的な円売りポジションの解消に絡んだ円買いも観測された。ただ、一部報道によると、米共和党のマッカーシー下院議長が提示している連邦債務上限の引き上げに関する案について、議会関係者は「可決に必要な票を獲得できる」との見方を示しているもよう。連邦債務上限の引き上げが期限までに実施される見通しとなった場合、5月利上げの可能性は高まり、リスク回避的な円買いは縮小するとの見方が多いようだ。
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