米国株見通し:伸び悩みか、主力ハイテクの業績を見極め
[23/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*13:48JST 米国株見通し:伸び悩みか、主力ハイテクの業績を見極め
(13時30分現在)
S&P500先物 4,597.75(-8.75)
ナスダック100先物 15,808.50(-39.00)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は60ドル安。長期金利は持ち直し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
28日の主要3指数は反発。序盤から買い先行で上げ幅を拡大する展開となり、前日14連騰を阻止されたダウは176ドル高の35459ドルとプラスに再浮上した。この日発表されたコアPCE価格指数は予想を下回り、インフレ沈静化を示した。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針を後押しする内容とはならず、長期金利は低下。それを受けハイテクを中心に幅広い買いが先行したものの、終盤は利益確定売りが重石となった。
本日は上げ渋りか。次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)に追加利上げ観測は弱まり、世界的な引き締め終了を意識した買いが入りやすい展開に。ただ、S&Pとダウは7月に水準を切り上げており、調整や利益確定の売りには警戒したい。一方、最盛期を迎えた企業決算で収益改善の銘柄が選好されそうだ。もっとも、8月3日のアップルやアマゾンの業績を見極めようとハイテクは積極的に買いづらく、上値を抑える可能性もあろう。
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(13時30分現在)
S&P500先物 4,597.75(-8.75)
ナスダック100先物 15,808.50(-39.00)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は60ドル安。長期金利は持ち直し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
28日の主要3指数は反発。序盤から買い先行で上げ幅を拡大する展開となり、前日14連騰を阻止されたダウは176ドル高の35459ドルとプラスに再浮上した。この日発表されたコアPCE価格指数は予想を下回り、インフレ沈静化を示した。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針を後押しする内容とはならず、長期金利は低下。それを受けハイテクを中心に幅広い買いが先行したものの、終盤は利益確定売りが重石となった。
本日は上げ渋りか。次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)に追加利上げ観測は弱まり、世界的な引き締め終了を意識した買いが入りやすい展開に。ただ、S&Pとダウは7月に水準を切り上げており、調整や利益確定の売りには警戒したい。一方、最盛期を迎えた企業決算で収益改善の銘柄が選好されそうだ。もっとも、8月3日のアップルやアマゾンの業績を見極めようとハイテクは積極的に買いづらく、上値を抑える可能性もあろう。
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