米国株見通し:下げ渋りか、金利一段高を回避なら買戻し
[23/09/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*13:35JST 米国株見通し:下げ渋りか、金利一段高を回避なら買戻し
(13時20分現在)
S&P500先物 4,363.75(-15.00)
ナスダック100先物 14,873.50(-61.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は100ドル安。長期金利は小じっかりとなり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
25日の主要3指数は5日ぶり反発。終盤に失速も持ち直し、ダウは一時200ドル近く下げた後、43ドル高の34006ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針継続への思惑から長期金利は2007年以来の高水準に上昇し、全般的に売りが出やすい地合いが続いた。ただ、原油高の一服でインフレ加速懸念はいったん収束。前週から売りに押される展開となっていたため、割安感から買戻しが入り相場を支えた。
本日は下げ渋りか。原油相場の高値圏での推移が続くなか、FRBのインフレ抑止に向けたタカ派的な政策方針を背景に買いづらい地合いが続くだろう。ただ、今晩発表の新築住宅販売件数と消費者信頼感指数の景気関連指標はいずれも前回から悪化が予想されており、一段の金融引き締め政策を後押しする材料にはなりにくい。長期金利の一段の上昇が回避されればハイテクを中心に買戻しが続き、指数は下げづらい展開となりそうだ。
<TY>
(13時20分現在)
S&P500先物 4,363.75(-15.00)
ナスダック100先物 14,873.50(-61.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は100ドル安。長期金利は小じっかりとなり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
25日の主要3指数は5日ぶり反発。終盤に失速も持ち直し、ダウは一時200ドル近く下げた後、43ドル高の34006ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針継続への思惑から長期金利は2007年以来の高水準に上昇し、全般的に売りが出やすい地合いが続いた。ただ、原油高の一服でインフレ加速懸念はいったん収束。前週から売りに押される展開となっていたため、割安感から買戻しが入り相場を支えた。
本日は下げ渋りか。原油相場の高値圏での推移が続くなか、FRBのインフレ抑止に向けたタカ派的な政策方針を背景に買いづらい地合いが続くだろう。ただ、今晩発表の新築住宅販売件数と消費者信頼感指数の景気関連指標はいずれも前回から悪化が予想されており、一段の金融引き締め政策を後押しする材料にはなりにくい。長期金利の一段の上昇が回避されればハイテクを中心に買戻しが続き、指数は下げづらい展開となりそうだ。
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