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日経平均VIは低下、日銀会合通過で警戒感が後退

注目トピックス 市況・概況
*14:10JST 日経平均VIは低下、日銀会合通過で警戒感が後退
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-1.74(低下率7.34%)の21.97と低下している。なお、今日ここまでの高値は23.43、安値は21.87。

朝方、今日まで開かれる日銀の金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の再修正を議論すると報じられ、市場は決定会合の結果待ちで、午前は様子見ムードが強かった。午後に入り、日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用柔軟化を決め、長期金利の目標はゼロ%程度としつつ、上限のめどを1%とすると伝えられた。市場では、これまでの政策から大きな変化はないとの見方もあり、政策修正に対する過度な警戒感が後退し、日経VIは午後は低下幅を広げる動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴も持っている。



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