20日の米国市場ダイジェスト:NYダウは203ドル高、AIへの期待感が相場押し上げ
[23/11/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*16:25JST 20日の米国市場ダイジェスト:NYダウは203ドル高、AIへの期待感が相場押し上げ
■NY株式:NYダウは203ドル高、AIへの期待感が相場押し上げ
米国株式市場は続伸。ダウ平均は203.76ドル高の35,151.04ドル、ナスダックは159.05ポイント高の14,284.54で取引を終了した。
感謝祭の翌日ブラックフライデーや翌週の月曜日のサイバーマンデーなどでの消費者の支出が高インフレにもかかわらず過去最高規模に達するとの調査結果などを受け期待感から買われ、寄り付き後、上昇。その後もソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)の上昇が相場全体を一段と押し上げた。さらに。終盤にかけて20年債入札の好結果を受け長期金利が低下転じると、一段高となり、終了。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方、家庭・パーソナル用品が小幅下落した。
航空機メーカーのボーイング(BA)は航空機納入が増えるとの見通しにアナリストが同社の投資判断を引き上げ、上昇。また、カジノ運営のPENNエンターテインメント(PENN)もスポーツ専門局ESPNとのスポーツ賭けでの長期的独占契約による収益増を期待し、アナリストが投資判断・目標株価を引き上げ、上昇した。また、半導体のエヌビディア(NVDA)は明日に四半期決算の発表を控え、人工知能(AI)関連の強い需要が貢献し良好な内容を期待した買いに、上昇。
ソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)は対話型AI「チャットGPT」を開発したオープンAIで最高経営責任者(CEO)職を解任されたアルトマン氏を採用する計画を発表し、上昇した。メディアのパラマウント(PARA)は傘下の総合格闘技団体、ベラトール売却計画を発表し、上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は来週から電動ピックアップトラック「サイバートラック」の納車を予定しており、期待感に上昇した。
ビデオ会議プラットフォームを提供するズーム・ビデオ・コ三ユニケーション(ZM)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株利益が予想を上回り時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル続落、米10月景気先行指数は予想外の悪化
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円68銭へ強含んだのち、148円15銭へ反落し、148円40銭で引けた。長期金利上昇に連れ一時ドル買いが優勢となったのち、米10月景気先行指数が予想外に悪化、さらに20年債入札が好調で長期金利が低下に転じるとドル売りが強まった。
ユーロ・ドルは1.0918ドルから1.0952ドルまで上昇、1.0940ドルで引けた。デコス・スペイン中銀総裁やウンシュ・ベルギー中銀総裁が利下げ協議が時期尚早との見解を示したためユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は162円07銭から162円43銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2462ドルから1.2518ドルまで上昇。ベイリー英中銀総裁が利下げに関し検討するのは「かなり時期尚早」と言及し、ポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.8855フランから0.8832フランまで下落した。
■NY原油:続伸で77.83ドル、ドル安を意識した買いが入る
NY原油先物1月限は続伸(NYMEX原油1月限終値:77.83 ↑1.79)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+1.79ドルの77.83ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.65ドル-78.22ドル。アジア市場の序盤で75.65ドルまで下げたが、需給悪化を警戒した売りはまもなく縮小し、ドル安を意識してじり高となった。米国市場の後半にかけて78.22ドルまで上げ幅を拡大し、通常取引終了後の時間外取引では主に78ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.01ドル +0.03ドル(+0.10%)
モルガン・スタンレー(MS) 79.70ドル -0.58ドル(-0.72%)
ゴールドマン・サックス(GS)339.45ドル +0.26ドル(+0.07%)
インテル(INTC) 44.74ドル +0.93ドル(+2.12%)
アップル(AAPL) 191.45ドル +1.76ドル(+0.92%)
アルファベット(GOOG) 137.92ドル +0.98ドル(+0.71%)
メタ(META) 339.97ドル +4.93ドル(+1.47%)
キャタピラー(CAT) 250.45ドル -2.62ドル(-1.03%)
アルコア(AA) 26.47ドル +0.25ドル(+0.95%)
ウォルマート(WMT) 155.30ドル -0.05ドル(-0.03%)
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■NY株式:NYダウは203ドル高、AIへの期待感が相場押し上げ
米国株式市場は続伸。ダウ平均は203.76ドル高の35,151.04ドル、ナスダックは159.05ポイント高の14,284.54で取引を終了した。
感謝祭の翌日ブラックフライデーや翌週の月曜日のサイバーマンデーなどでの消費者の支出が高インフレにもかかわらず過去最高規模に達するとの調査結果などを受け期待感から買われ、寄り付き後、上昇。その後もソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)の上昇が相場全体を一段と押し上げた。さらに。終盤にかけて20年債入札の好結果を受け長期金利が低下転じると、一段高となり、終了。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方、家庭・パーソナル用品が小幅下落した。
航空機メーカーのボーイング(BA)は航空機納入が増えるとの見通しにアナリストが同社の投資判断を引き上げ、上昇。また、カジノ運営のPENNエンターテインメント(PENN)もスポーツ専門局ESPNとのスポーツ賭けでの長期的独占契約による収益増を期待し、アナリストが投資判断・目標株価を引き上げ、上昇した。また、半導体のエヌビディア(NVDA)は明日に四半期決算の発表を控え、人工知能(AI)関連の強い需要が貢献し良好な内容を期待した買いに、上昇。
ソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)は対話型AI「チャットGPT」を開発したオープンAIで最高経営責任者(CEO)職を解任されたアルトマン氏を採用する計画を発表し、上昇した。メディアのパラマウント(PARA)は傘下の総合格闘技団体、ベラトール売却計画を発表し、上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は来週から電動ピックアップトラック「サイバートラック」の納車を予定しており、期待感に上昇した。
ビデオ会議プラットフォームを提供するズーム・ビデオ・コ三ユニケーション(ZM)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株利益が予想を上回り時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル続落、米10月景気先行指数は予想外の悪化
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円68銭へ強含んだのち、148円15銭へ反落し、148円40銭で引けた。長期金利上昇に連れ一時ドル買いが優勢となったのち、米10月景気先行指数が予想外に悪化、さらに20年債入札が好調で長期金利が低下に転じるとドル売りが強まった。
ユーロ・ドルは1.0918ドルから1.0952ドルまで上昇、1.0940ドルで引けた。デコス・スペイン中銀総裁やウンシュ・ベルギー中銀総裁が利下げ協議が時期尚早との見解を示したためユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は162円07銭から162円43銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2462ドルから1.2518ドルまで上昇。ベイリー英中銀総裁が利下げに関し検討するのは「かなり時期尚早」と言及し、ポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは0.8855フランから0.8832フランまで下落した。
■NY原油:続伸で77.83ドル、ドル安を意識した買いが入る
NY原油先物1月限は続伸(NYMEX原油1月限終値:77.83 ↑1.79)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+1.79ドルの77.83ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.65ドル-78.22ドル。アジア市場の序盤で75.65ドルまで下げたが、需給悪化を警戒した売りはまもなく縮小し、ドル安を意識してじり高となった。米国市場の後半にかけて78.22ドルまで上げ幅を拡大し、通常取引終了後の時間外取引では主に78ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.01ドル +0.03ドル(+0.10%)
モルガン・スタンレー(MS) 79.70ドル -0.58ドル(-0.72%)
ゴールドマン・サックス(GS)339.45ドル +0.26ドル(+0.07%)
インテル(INTC) 44.74ドル +0.93ドル(+2.12%)
アップル(AAPL) 191.45ドル +1.76ドル(+0.92%)
アルファベット(GOOG) 137.92ドル +0.98ドル(+0.71%)
メタ(META) 339.97ドル +4.93ドル(+1.47%)
キャタピラー(CAT) 250.45ドル -2.62ドル(-1.03%)
アルコア(AA) 26.47ドル +0.25ドル(+0.95%)
ウォルマート(WMT) 155.30ドル -0.05ドル(-0.03%)
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