今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は161円近辺で上げ渋る状態が続く見通し
[24/01/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*08:33JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は161円近辺で上げ渋る状態が続く見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は今年前半にも利下げを開始するとの見方は変わっていないが、日本銀行によるマイナス金利政策の解除時期は早まる可能性があるため、新たなユーロ買い・円売り材料が提供されない場合、ユーロ・円は161円近辺で上げ渋る状態が続くとみられる。
【ユーロ売り要因】
・ECBの主要政策金利による早期利下げ観測
・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念
・日欧金利差の縮小観測
【ユーロ買い要因】
・2024年に複数回の米利下げ予想
・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性
・米欧金利差縮小の可能性
<CS>
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)は今年前半にも利下げを開始するとの見方は変わっていないが、日本銀行によるマイナス金利政策の解除時期は早まる可能性があるため、新たなユーロ買い・円売り材料が提供されない場合、ユーロ・円は161円近辺で上げ渋る状態が続くとみられる。
【ユーロ売り要因】
・ECBの主要政策金利による早期利下げ観測
・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念
・日欧金利差の縮小観測
【ユーロ買い要因】
・2024年に複数回の米利下げ予想
・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性
・米欧金利差縮小の可能性
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