NY債券:米長期債相場は弱含み、7月コアPCE価格指数は前年比+2.6%にとどまる
[24/08/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*07:05JST NY債券:米長期債相場は弱含み、7月コアPCE価格指数は前年比+2.6%にとどまる
30日の米国長期債相場は弱含み。米商務省がこの日発表した7月個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比+2.5%、コアPCE価格指数は前年比+2.6%だった。上昇率はいずれも6月実績と同水準だった。インフレ率が急速に低下する可能性は低いとの見方が強まり、長期債利回りはやや強含み、イールドカーブはスティープニング気配で推移。
CMEのFedWatchツールによると、30日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%となる確率は70%。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.50-4.75%以下となる確率は51%程度。12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%以下となる確率は70%程度。10年債利回りは3.863%近辺で取引を開始し、一時3.850%近辺まで低下したが、米国市場の終盤にかけて3.928%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて3.907%近辺で推移。
イールドカーブはまちまちの動き。2年−10年は-0.90bp近辺、2−30年は28.10bp近辺で引けた。2年債利回りは3.92%(前日比:+3bp)、10年債利回りは3.91%(前日比+5bp)、30年債利回りは、4.20%(前日比:+6bp)で取引を終えた。
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30日の米国長期債相場は弱含み。米商務省がこの日発表した7月個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比+2.5%、コアPCE価格指数は前年比+2.6%だった。上昇率はいずれも6月実績と同水準だった。インフレ率が急速に低下する可能性は低いとの見方が強まり、長期債利回りはやや強含み、イールドカーブはスティープニング気配で推移。
CMEのFedWatchツールによると、30日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%となる確率は70%。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.50-4.75%以下となる確率は51%程度。12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%以下となる確率は70%程度。10年債利回りは3.863%近辺で取引を開始し、一時3.850%近辺まで低下したが、米国市場の終盤にかけて3.928%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて3.907%近辺で推移。
イールドカーブはまちまちの動き。2年−10年は-0.90bp近辺、2−30年は28.10bp近辺で引けた。2年債利回りは3.92%(前日比:+3bp)、10年債利回りは3.91%(前日比+5bp)、30年債利回りは、4.20%(前日比:+6bp)で取引を終えた。
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