17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは15ドル安、FOMC控えた調整
[24/09/18]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*07:39JST 17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは15ドル安、FOMC控えた調整
■NY株式:NYダウは15ドル安、FOMC控えた調整
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は15.90ドル安の41,606.18ドル、ナスダックは35.93ポイント高の17,628.06で取引を終了した。
連邦公開市場委員会(FOMC)開催で利下げ期待に寄り付き後、上昇。その後、FOMCを控えた警戒感や調整で相場は伸び悩んだ。ダウは過去最高値付近からの利益確定売りも見られ、下落に転じた。ナスダックは金利先安観に支えられ底堅く推移し、まちまちで終了。セクター別では、エネルギー、運輸が上昇した一方で、電気通信サービスが下落した。
ソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)は600億ドル規模の自社株買い、増配計画を発表し、上昇。航空会社のハワイアン・ホールディングス(HA)はアラスカ・エア(ALK)との合併を運輸省が承認したとの報道で、上昇。アラスカ・エア(ALK)は下落した。バイオのモデルナ(MRNA)はカナダ政府が同社の最新の変異型新型コロナウィルス治療ワクチンを承認したとの報道を好感し、上昇。
銀行のJPモルガン(JPM)は携帯端末アップル(AAPL)のクレジットカード事業をゴールドマンサックスから引き継ぐことを交渉していると報じられ上昇した。鉄鋼メーカーのクリーブランド・クリフス(CLF)は熱間圧延コイルの値上げで、収益増期待に上昇。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は18.08まで上昇した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米8月小売売上高は予想外の増加、景気減速懸念後退でドル反発
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は140円55銭から142円47銭まで上昇し、142円33銭で引けた。米8月小売売上高が予想外に増加したほか、8月鉱工業生産もプラスに改善、企業在庫や住宅市場指数も予想を上回る良好な結果を受けて、長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。20年債入札も不調でさらなるドル買いを支援した。
ユーロ・ドルは1.1144ドルから1.1111ドルまで下落し、1.1116ドルで引けた。ドイツ9月ZEW景気期待指数が予想以上に低下し欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測が強まり、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、156円59銭から158円33銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3225ドルから1.3146ドルまで下落。ドル・スイスは0.8440フランから0.8477フランまで上昇した。
■NY原油:続伸で71.19ドル、一時71.92ドルまで値上り
NY原油先物10月限は続伸(NYMEX原油10月限終値:71.19 ↑1.10)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.10ドル(+1.57%)の71.19ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは69.61ドル−71.92ドル。ロンドン市場で69.61ドルまで売られたが、米国市場の後半にかけて71.92ドルまで買われた。中東情勢の悪化に対する警戒感が再び高まり、目先的に供給超過となる可能性は低いことから、ポジション調整的な買いが広がった。通常取引終了後の時間外取引では主に71ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.55ドル +0.45ドル(+1.15%)
モルガン・スタンレー(MS) 99.84ドル -0.25ドル(-0.24%)
ゴールドマン・サックス(GS)485.39ドル +0.23ドル(+0.04%)
インテル(INTC) 21.47ドル +0.56ドル(+2.67%)
アップル(AAPL) 216.79ドル +0.47ドル(+0.21%)
アルファベット(GOOG) 160.28ドル +1.29ドル(+0.81%)
メタ(META) 536.32ドル +3.04ドル(+0.56%)
キャタピラー(CAT) 353.69ドル +5.73ドル(+1.64%)
アルコア(AA) 33.97ドル -0.53ドル(-1.53%)
ウォルマート(WMT) 78.60ドル -1.96ドル(-2.43%)
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■NY株式:NYダウは15ドル安、FOMC控えた調整
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は15.90ドル安の41,606.18ドル、ナスダックは35.93ポイント高の17,628.06で取引を終了した。
連邦公開市場委員会(FOMC)開催で利下げ期待に寄り付き後、上昇。その後、FOMCを控えた警戒感や調整で相場は伸び悩んだ。ダウは過去最高値付近からの利益確定売りも見られ、下落に転じた。ナスダックは金利先安観に支えられ底堅く推移し、まちまちで終了。セクター別では、エネルギー、運輸が上昇した一方で、電気通信サービスが下落した。
ソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)は600億ドル規模の自社株買い、増配計画を発表し、上昇。航空会社のハワイアン・ホールディングス(HA)はアラスカ・エア(ALK)との合併を運輸省が承認したとの報道で、上昇。アラスカ・エア(ALK)は下落した。バイオのモデルナ(MRNA)はカナダ政府が同社の最新の変異型新型コロナウィルス治療ワクチンを承認したとの報道を好感し、上昇。
銀行のJPモルガン(JPM)は携帯端末アップル(AAPL)のクレジットカード事業をゴールドマンサックスから引き継ぐことを交渉していると報じられ上昇した。鉄鋼メーカーのクリーブランド・クリフス(CLF)は熱間圧延コイルの値上げで、収益増期待に上昇。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は18.08まで上昇した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米8月小売売上高は予想外の増加、景気減速懸念後退でドル反発
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は140円55銭から142円47銭まで上昇し、142円33銭で引けた。米8月小売売上高が予想外に増加したほか、8月鉱工業生産もプラスに改善、企業在庫や住宅市場指数も予想を上回る良好な結果を受けて、長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。20年債入札も不調でさらなるドル買いを支援した。
ユーロ・ドルは1.1144ドルから1.1111ドルまで下落し、1.1116ドルで引けた。ドイツ9月ZEW景気期待指数が予想以上に低下し欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測が強まり、ユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、156円59銭から158円33銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3225ドルから1.3146ドルまで下落。ドル・スイスは0.8440フランから0.8477フランまで上昇した。
■NY原油:続伸で71.19ドル、一時71.92ドルまで値上り
NY原油先物10月限は続伸(NYMEX原油10月限終値:71.19 ↑1.10)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.10ドル(+1.57%)の71.19ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは69.61ドル−71.92ドル。ロンドン市場で69.61ドルまで売られたが、米国市場の後半にかけて71.92ドルまで買われた。中東情勢の悪化に対する警戒感が再び高まり、目先的に供給超過となる可能性は低いことから、ポジション調整的な買いが広がった。通常取引終了後の時間外取引では主に71ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.55ドル +0.45ドル(+1.15%)
モルガン・スタンレー(MS) 99.84ドル -0.25ドル(-0.24%)
ゴールドマン・サックス(GS)485.39ドル +0.23ドル(+0.04%)
インテル(INTC) 21.47ドル +0.56ドル(+2.67%)
アップル(AAPL) 216.79ドル +0.47ドル(+0.21%)
アルファベット(GOOG) 160.28ドル +1.29ドル(+0.81%)
メタ(META) 536.32ドル +3.04ドル(+0.56%)
キャタピラー(CAT) 353.69ドル +5.73ドル(+1.64%)
アルコア(AA) 33.97ドル -0.53ドル(-1.53%)
ウォルマート(WMT) 78.60ドル -1.96ドル(-2.43%)
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