東京為替:ドル・円は急伸、日銀の早期利上げ観測後退で
[24/09/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
*17:05JST 東京為替:ドル・円は急伸、日銀の早期利上げ観測後退で
20日の東京市場でドル・円は急伸。植田日銀総裁が午後の記者会見で金融正常化方針を示すと円買いが強まり、一時141円73銭まで値を下げた。ただ、追加利上げに慎重な姿勢と市場に受け止められると円売りに転じ、ドルは143円70銭まで上昇した。
・ユーロ・円は158円43銭から160円43銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.1157ドルから1.1181ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値37,714.07円、高値37,974.72円、安値37,654.11円、終値37,723.91円(前日比568.58円高)
・17時時点:ドル円143円50-60銭、ユーロ・円160円30-40銭
【金融政策】
・日銀:政策金利0.25%で据え置き(全員一致)
・中・1年物ローンプライムレートを現行3.35%に据え置き
【要人発言】
・植田日銀総裁
「直ちに見通しの確度が高まり、すぐに利上げとはならない」
「物価上振れリスクは相応に減少、海外経済の状況を確認する時間的余裕がある」
「ある程度まとまった情報が得られたと判断した段階で利上げとならざるを得ない」
「今年2回の利上げの影響を踏まえつつ、徐々に中立金利への認識を深める段階」
「実質金利は極めて低い水準にある」
「経済・物価見通しが実現していけば、政策金利を引き上げ緩和度合いを調整」
「持続的な賃上げが実現していくか丁寧に点検」
・日銀(声明)
「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している」
「消費者物価の基調的な上昇率、徐々に高まっていく」
「企業の賃金・価格設定が積極化、為替変動が物価に影響を及ぼしやすい」
・鈴木財務相
「米利下げに伴う市場の影響は一概には言えない」
【経済指標】
・日・8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.8%(予想:+2.8%、7月:+2.7%)
<TY>
20日の東京市場でドル・円は急伸。植田日銀総裁が午後の記者会見で金融正常化方針を示すと円買いが強まり、一時141円73銭まで値を下げた。ただ、追加利上げに慎重な姿勢と市場に受け止められると円売りに転じ、ドルは143円70銭まで上昇した。
・ユーロ・円は158円43銭から160円43銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.1157ドルから1.1181ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値37,714.07円、高値37,974.72円、安値37,654.11円、終値37,723.91円(前日比568.58円高)
・17時時点:ドル円143円50-60銭、ユーロ・円160円30-40銭
【金融政策】
・日銀:政策金利0.25%で据え置き(全員一致)
・中・1年物ローンプライムレートを現行3.35%に据え置き
【要人発言】
・植田日銀総裁
「直ちに見通しの確度が高まり、すぐに利上げとはならない」
「物価上振れリスクは相応に減少、海外経済の状況を確認する時間的余裕がある」
「ある程度まとまった情報が得られたと判断した段階で利上げとならざるを得ない」
「今年2回の利上げの影響を踏まえつつ、徐々に中立金利への認識を深める段階」
「実質金利は極めて低い水準にある」
「経済・物価見通しが実現していけば、政策金利を引き上げ緩和度合いを調整」
「持続的な賃上げが実現していくか丁寧に点検」
・日銀(声明)
「一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している」
「消費者物価の基調的な上昇率、徐々に高まっていく」
「企業の賃金・価格設定が積極化、為替変動が物価に影響を及ぼしやすい」
・鈴木財務相
「米利下げに伴う市場の影響は一概には言えない」
【経済指標】
・日・8月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.8%(予想:+2.8%、7月:+2.7%)
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