フルスピード---アド・テクノロジーカンパニーへの転換は順調
[14/03/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 日本株
技術系インターネット広告代理店のフルスピード<2159>は13日、2014年4月期第3四半期(13年5月-14年1月)決算を発表。売上高が前年同期比4.5%増の82.83億円、営業利益が同18.1%増の4.32億円、経常利益が同17.9%増の4.09億円、四半期純利益が2.24億円(前年同期は4.46億円の赤字)の黒字に転じた。
セグメント業績では、中期経営計画において注力分野と位置付けるアドネットワーク事業の売上高は同32.8%増の39.32億円と好調だった。高成長が続くアフィリエイト広告の市場成長にともない、子会社フォーイットにおいて、アフィリエイトプログラム「アフィリエイトB」が過去最高の売上、利益だったことが寄与した。また、自社アドテクノロジー商材の開発も順調に推移し今後拡販を加速するとしている。同事業にリソースの一部をシフトしたこと等により、インターネット広告代理店事業の売上高は前年同期比9.1%減の54.45億円となった。
なお、通期については売上高が前期比7.3%増の115.00億円、営業利益が同6.0%増の6.00億円、経常利益が同4.9%増の5.68億円、純利益が4.68億円とした期初計画を据え置いている。
フルスピード<2159>は、リスティング広告・検索エンジン最適化サービス(SEO)等のインターネット広告代理店事業、自社開発で展開するアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)事業やディスプレイ型アドネットワーク(DSP)広告等のアドネットワーク事業が収益の2本柱。
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